外貨準備とは、通貨当局が為替介入に使用する対外準備資産で、通貨危機などにより他国に対して外貨建て債務の返済が困難になった場合にも使用されます。日本では財務省と日本銀行が外貨準備を保有しています。運用方法は開示されていませんが、そのほとんどが外国証券で、主に米国債が占めているといわれています。

日本の外貨準備高は中国に次いで世界第2位

外貨準備の保有量を外貨準備高といいます。日本の外貨準備高は約1.4兆ドル（2021年6月末現在）で、中国に次いで世界第2位です。外貨準備高は財務省、日本銀行、外務省などから公表されています。【お金の単語帳】