クーピーを生み出した「サクラクレパス」の昔の社名、知ってる?

2023/12/20 16:00

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/HkxtjE0qTNu4LiHcRiV6kQ.jpg
「クーピーペンシル」をはじめ、絵の具やサインペンなどの製造・販売で知られる、サクラクレパス。現在の社名は、日本の国花である桜と1925年に発売した世界初の描画材料“クレパス”が由来です。同社の昔の社名、分かりますか? 子どもたちに自由に絵を描いてほしいと願う画家により創業 大正時代の子どもたちが使っていた色鉛筆や絵の具

「クーピーペンシル」をはじめ、絵の具やサインペンなどの製造・販売で知られる、サクラクレパス。現在の社名は、日本の国花である桜と1925年に発売した世界初の描画材料“クレパス”が由来です。同社の昔の社名、分かりますか?

子どもたちに自由に絵を描いてほしいと願う画家により創業

大正時代の子どもたちが使っていた色鉛筆や絵の具は、あまり品質の良いものではなく、図画教育も見本をまねて描くというものでした。そこで“自由にのびのび写生させたい”という運動を行っていた画家の山本鼎(かなえ)氏と、その賛同者により1921年に創業しました。

1925年に発売したのが、“クレパス”です。クレヨンとパステルを参考に作られ、発売当初は寒暖の影響を受けやすかったことから、夏用と冬用の2種類あったそうです。その後改良され、1928年に通年で使えるクレパスが発売されました。

1969年に油性マーカー「マイネーム」、1973年に「クーピーペンシル」を発売。1982年に発売した超微粒子顔料インキを使ったサインペン「ピグマ」と、1984年に発売の水性ゲルインキボールペン「ボールサイン」は、どちらも世界で初めて実用化に成功したものでした。

そんな同社の創業時の社名は、「日本クレィヨン商会」で、同年9月に桜クレィヨン商会へ変更します。1929年に株式会社へ改組し、1934年に社名をクレパス本舗株式会社桜商会へ再変更しました。現在の社名である、株式会社サクラクレパスへ変更したのは、1970年のことでした。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
カードローン・スマホローンのよくある7つの疑問(PR)
「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法
「老後破産」しないために読みたい
dポイントで投資できる?100ポイントからでOK!(外部)
ポイ活特集