【2023年回顧】侍ジャパン、日銀新総裁、ビッグモーター、ジャニーズ、藤井八冠……ニュースで振り返る1年

2023/12/28 05:00

侍ジャパンのWBC優勝やジャニーズの社長辞任など、今年もさまざまなニュースがありました。2024年を迎える前に、今年特に印象的だったニュースを時系列順に振り返ってみましょう。 1~3月──WBC優勝、初の国産量子コンピューター稼働 2月7日の閣議で、政府は東京大学名誉教授の植田和男氏に日銀の新総裁を任命することを決めま

侍ジャパンのWBC優勝やジャニーズの社長辞任など、今年もさまざまなニュースがありました。2024年を迎える前に、今年特に印象的だったニュースを時系列順に振り返ってみましょう。

1~3月──WBC優勝、初の国産量子コンピューター稼働

2月7日の閣議で、政府は東京大学名誉教授の植田和男氏に日銀の新総裁を任命することを決めました。植田氏は、戦後初の経済学者出身の日銀総裁です。

3月21日、第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本が3大会ぶり3度目の優勝を果たし、MVPには大谷翔平選手が選ばれました。日本からMVPが選ばれるのは、第1回と第2回大会で選出された松坂大輔さん以来です。

同じ月の27日、埼玉県和光市の理化学研究所で、量子コンピューターの国産初号機が稼働しました。開発には理研のほか、産業技術総合研究所、情報通信研究機構、大阪大学、富士通、NTTが参画しており、政府も約25億円を投じたプロジェクトなどを通じて支援しています。

4~6月──岸田首相へ爆発物、新型コロナ5類へ

4月15日、選挙の応援に訪れていた岸田首相に向けて、筒状の爆発物が投げつけられる事件が起こりました。首相は避難して無事でしたが、きょねん7月に起きた安倍晋三元首相の銃撃事件を思い起こさせる事件として、世間の関心を集めました。

5月8日、新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が、季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられました。これにより、法律に基づいた外出自粛の要請などはなくなり、感染対策は個人の判断に委ねられるようになりました。

6月16日、参議院本会議で「LGBT理解増進法」が可決され、成立しました。これまで、性的マイノリティをめぐる行政の施策は各省庁でバラバラに行われていましたが、この法律によって総合的な施策が実施されるようになります。

7~9月──ビッグモーターの不正発覚、ジャニーズ事務所社長辞任へ

7月、中古車販売大手ビッグモーターによる保険金の不正請求が明らかになりました。これにより同月25日、創業者の兼重宏行社長が引責辞任を表明しています。

8月24日、東京電力が福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出を始めました。これを受けて中国は日本産水産物の輸入停止措置を決め、10月にはロシアも加わっています。なお、放出完了まで30年程度かかると見込まれています。

9月7日、旧ジャニーズ事務所が同事務所の創業者、ジャニー喜多川氏による性加害問題を認めて謝罪しました。藤島ジュリー景子社長は引責辞任し、新社長に東山紀之氏が就任しています。

10~12月──藤井聡太八冠へ。阪神日本一に

10月11日、将棋界では藤井聡太さんが21歳2ヵ月で史上初の八冠独占という偉業を成し遂げました。藤井さんは2016年に史上最年少の14歳2ヵ月でプロ入りして以来、デビューから歴代1位の29連勝を果たしています。

10月13日、盛山文部科学相は東京地裁に対し、旧統一教会に対する解散命令を請求しました。同教会は高額な献金や霊感商法などが問題となり、その実態が調査されていました。

11月5日には阪神タイガースが38年ぶりに日本シリーズを制覇し、ファンを大いに沸かせました。MVPには阪神の近本光司選手が選ばれています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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