10万円かかる大掃除の外注を数万円で済ませるには?楽して出費も避けるにはどうすればいい?

2023/12/28 11:00

大掃除を業者に頼むと、10万円以上かかることも珍しくないが、これを数千円から数万円に抑える方法がある。大掃除の重労働と高額な出費のどちらも避けるにはどうすればいいだろうか? 嫌われる3ヵ所──キッチン、浴槽、窓ガラス  頼むといくらかかる? 大掃除を費用を抑えて業者に頼む場合、すべて任せるのではなく特定の場所だけ依頼す

大掃除を業者に頼むと、10万円以上かかることも珍しくないが、これを数千円から数万円に抑える方法がある。大掃除の重労働と高額な出費のどちらも避けるにはどうすればいいだろうか?

嫌われる3ヵ所──キッチン、浴槽、窓ガラス  頼むといくらかかる?

大掃除を費用を抑えて業者に頼む場合、すべて任せるのではなく特定の場所だけ依頼するという手がある。

たとえば、各種調査で主婦が面倒に感じる箇所の1位になっている「キッチン」は、シンク、天板、壁の掃除から五徳やグリルなどの部品まできれいにしてくれて費用は1万3000~1万7000円ほどだ。

所要時間はおおむね1時間から4時間なので、この分の作業を減らせる効果は小さくないだろう。

嫌われる箇所の2位の「浴槽」なら、普段の掃除では落ちない水垢や排水溝のぬめり、手が届きにくい天井まで掃除してくれる。 2時間~3時間ほどの作業で1万5000円程度が多いようだ。

ただし、固まってうろこのようになった水垢を取ったり、浴槽内部を高圧洗浄したりする場合はオプションとなっている ケースがある。依頼前の確かめたほうがいいだろう。

「窓ガラス」が嫌われる大掃除箇所の3位。「おそうじ革命」という専門業者の例では、窓ガラス両面とサッシの掃除を3850円(税込み)で頼める。

作業時間は30分から1時間ほどだが、寒い中ベランダの窓などを掃除する苦労を考えれば、この値段を支払う価値はあるかもしれない。網戸の洗浄も頼む場合は1枚1100円(税込み)が別途必要 だ。

超面倒な換気扇、エアコン、トイレを依頼するといくらになる?

次に掃除が大変なもの、エリアについて見ていくと、キッチンの中では頑固な油汚れがこびりついた「換気扇」の掃除がかなりの重労働だ。これを業者に頼む場合、費用はプロペラ式かレンジフード式かによって異なる。

プロペラ式なら、費用は1万円程度で所要時間は1時間半から2時間ほどだ。本体、プロペラ、外装をきれいにしてくれる。ただ、レンジフード式は手間がかかるため、本体やファンをはじめフード内外、ドラム、フィルターのクリーニングで1万5000円ほどかかる業者が多いようだ。作業時間も2時間半から3時間かかる。

エアコンのクリーニングについてもお掃除機能が付いているかどうかで費用と作業時間が異なる。

通常のエアコンなら料金は1万~1万5000円ほどで、作業時間は1時間から1時間半。エアコンを分解し高圧洗浄で内部のカビやホコリをきれいにしてくれる 。しかし、お掃除機能付きの場合は料金が1万5000円~2万5000円ほどで、作業時間も2時間〜2時間半はかかる。

いずれも2台目以降は割引になる ので、複数台あるならまとめて頼むのがいいだろう。

トイレの掃除を専門業者に依頼すると、便器はもちろん普段の掃除では難しい換気扇、天井まできれいにしてくれる。

タンクやウォシュレットの洗浄、便器のつけおき洗浄、床や壁の掃除までしてくれて料金相場は7000円~9000円ほど だ。作業時間は1時間ほどのようだ。

面倒な水回りはまとめて頼むと割安でできる

数ヵ所まとめて頼むなら、「水回り」を検討するといいかもしれない。というのも、多くの掃除会社が水回りの掃除をまとめてやってくれるサービスを用意しており、それぞれ単体で頼むより割安にできるからだ。

たとえば、おそうじ革命の水回り3点セット(浴室、トイレ、換気扇、キッチン、洗面所などから3ヵ所選ぶ)は、料金は4万円ほど、所要時間は6時間半から7時間半くらいだ。

業者によっては4点セットや5点セットもあるので、必要に応じて選ぶといいだろう。

大掃除をすべて自力でやると大変な労力だが、自分で掃除するところと業者に頼むところを分ければ、出費も労力も減らせる。専門業者を上手に使って大掃除の負担を減らしてはいかがだろうか。

文/編集・dメニューマネー編集部

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