初詣や新年のごあいさつ、成人式などで着物を着る機会が増えてくる、1月。日本和装ホールディングス <2499> は、日本全国で無料の着付け教室を開いています。同社の昔の社名、分かりますか？

1987年から無料着付け教室がスタート

日本和装ホールディングスはかつて、創業者・吉田重久氏をはじめ、役員による会社の資金の私的流用問題が発覚。吉田氏は2018年に辞任し、道面義雄氏が代表取締役社長に就任しています。

日本和装が現在の社名になったのは、2006年。1984年の創業時は、個人事業の「デリコ」。1986年には有限会社デリコを設立し、着物の輸入販売を行っていました。

その後1987年に、創業者のもっと着物を広めたいとの思いから、“無料きもの着付け教室”をスタート。着物教室や着物小売業ではなく、新たなビジネスモデルの販売仲介会社として、講座やイベントを通じて加盟店（生産者・メーカー・卸問屋）と顧客をつなぐ役割を担っています。

2003年には、株式会社ヨシダホールディングスに事業を統合し、2006年には社名を日本和装ホールディングスへ再変更しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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