初詣のおさい銭というと、“ご縁”の語呂から5円という人も多いでしょうが、このほかにも、縁起が良いとされる金額があります。またその逆で、運気を逃すといわれる金額も存在します。初詣に行ったときのおさい銭の金額は、いくらが良いのでしょうか?
おさい銭の金額には地域差あり、全国平均は?
初詣で入れるおさい銭の平均額には地域差があり、都道府県別では、最も高いのは愛知県の694円で、2位は宮崎県の615円、3位の広島県(567円)と続きます(ソニー生命保険「47都道府県別 生活意識調査2019」)。
逆に最も低いのは山形県の91円で、全国平均は286円です。こうして見てみると、おさい銭の額にはかなり地域差があることが分かります。
縁起がいい金額は?
おさい銭の金額はこの額でないといけないといものはありませんが、一般的には、縁起がよいとされる金額はあるようです。
たとえば、「ご縁がありますように」という5円のほかに、5円玉2枚(よいご縁が重なる)、15円(十分なご縁がありますように)。
さらには、20円(二重のご縁)、21円(割り切れない数字なので、別れないという意味がある)、105円(十分にご縁がありますように)、415円(よいご縁がありますように)などです。
一種の迷信とも言えますが、いくら入れるか迷ったら参考にしてみるとよいでしょう。
また、風水師のDr.コパさんによれば、風水的には115円がよいとされているようです。
避けたい金額・硬貨は?
こちらもあくまで「そう言われている」ということに過ぎませんが、10円玉(遠縁と読む=縁が遠ざかる)と500円玉(これ以上の硬貨=効果がない)は避ける人が多いようです。
ほかにも、33円(散々な縁)、5円玉13枚(ろくなご縁がない)、71円(ない縁)、5円玉15枚(なんのご縁もない)、79円(泣く縁)などは縁起がよくないとする人もいるようです。
最近では海外からの観光客が多い寺社を中心に、電子マネーでおさい銭を納められる場所も増えつつあります。スマートフォンでさい銭箱に設置されたQRコードを読み取って、希望額のおさい銭を納める仕組みです。「この硬貨は縁起がいい・わるい」という感覚も、少しずつ変わっていくのかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
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