ツムラ <4540> は、漢方薬や医薬品を手がけるメーカーで、医療用漢方薬の国内シェアは80%以上にものぼります。そんな同社の昔の社名、分かりますか? 偶然から生まれた日本初の入浴剤 同社は1893年、津村重舎氏(1871-1941)が東京で創業しました。同年、産前産後や月経、更年期など、女性ホルモンの変動
ツムラ <4540> は、漢方薬や医薬品を手がけるメーカーで、医療用漢方薬の国内シェアは80%以上にものぼります。そんな同社の昔の社名、分かりますか?
偶然から生まれた日本初の入浴剤
同社は1893年、津村重舎氏(1871-1941)が東京で創業しました。同年、産前産後や月経、更年期など、女性ホルモンの変動によるトラブルに効果のある、婦人薬“中将湯” (ちゅうじょうとう)を発売しています。
津村氏は“良薬は必ず売れる”と考え、中将湯を新聞広告やガスイルミネーション、アドバルーンなどによる宣伝を行い、知名度のアップに努めたことから、当時“PRの天才”と呼ばれました。
ある日従業員が、この中将湯をつくる過程で出た“生薬の残り”を自宅のお風呂に入れたところ、体が温まり、あせもに効いたとの報告を受けた津村氏は、すぐに製品化し、日本初の入浴剤が生まれました。その後、改良され1930年「バスクリン」が発売されています。
そんな同社のもともともの社名は「津村順天堂」です。1936年に法人化し、株式会社津村順天堂となりました。現在の社名、株式会社ツムラに変更されたのは1988年のことです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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