ハム・ソーセージ、ベーコンなどを製造している伊藤ハム。2016年に米久と経営統合し、持ち株会社を設立しており、現在は伊藤ハム米久ホールディングス <2296> のグループ会社です。同社の昔の社名、答えられますか？

関西のソウルフードを生み出した伊藤ハム

関西の人なら誰でも知っているといわれる“ポールウインナーソーセージ”は、1934年に発売され、学校給食やおやつ、おつまみとして愛されているロングセラー商品です。

そのポールウインナーを生み出した同社は、1928年に創業者の伊藤傳三氏（1908-1981）が、食肉加工業を行うために設立しました。当時はまだ一般的に普及していなかったハムやソーセージをデパートの食品売り場で見かけた伊藤氏は、いつか製造したいと着目していたそうです。試行錯誤の上、飴や薬を包むセロファンを使い、1934年にセロファンウインナー（現在のポールウインナー）を完成させました。

そんな同社ですが、創業時は個人事業としてスタートしました。その後、戦況悪化により事業は停止しますが、1946年に「合名会社伊藤食品工業」として復興し、1948年に伊藤栄養食品工業株式会社を設立。伊藤ハム栄養食品株式会社を経て、現在の伊藤ハムに変更されたのは、1984年のことです。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・カードローン・スマホローンのよくある7つの疑問（PR）
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法
・「老後破産」しないために読みたい
・dポイントで投資できる？100ポイントからでOK！（外部）
・ポイ活特集