クボタ <6326> は、農業機械や建設機械の製造・販売メーカーです。農業機械は国内トップシェア、世界シェアでも3位で、建設機械のひとつであるミニショベル・ミニバックホーは、21年連続で販売台数世界1位です。そんなクボタの昔の社名、知っていますか?
1890年鋳物メーカーとして創業
クボタは、1890年に大出権四郎(おおでごんしろう)氏(1870-1959)により鋳物メーカーとして創業されました。
はかりの分銅や部品の製造からスタートし、少しずつ機械部品や鍋、釜などの日用品鋳物を手がけるようになります。1893年頃には、コレラなどの伝染病の流行の影響により全国で水道の整備が進められたことから、同社も国産の水道用の鉄管を開発・製造をはじめました。
1947年から、農業の機械化への先駆けとなる耕運機の開発・製造・販売を開始。1960年に国産初の畑作用乗用トラクター「T-15」を発売します。1971年には、超小型四輪駆動トラクター・ブルトラB6000(通称ブルトラ)を発売すると、ぬかるみや水田などに強い四輪駆動は使い勝手がいいと、大ヒットしました 。
そんな同社は創業時、個人事業の「大出鋳物」でした。1894年に大出鋳造所へ変更しています。1897年に大出氏は取引先の“久保田燐寸(マッチ)器機製造所”の久保田藤四郎氏の養子となり、久保田姓になったことから、社名を久保田鉄工所へ変更。その後1953年に法人化し、久保田鉄工株式会社となります。1990年、創業100周年を機に社名を株式会社クボタへ変更しました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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