買った額がすべてポイント還元される「全額ポイント還元」は、たとえ“抽選”のキャンペーンであっても参加価値は高いと言えます。1月に注目したいのは、マツモトキヨシキャンペーンで、なぜなら10％～20％の必ず還元されるキャンペーンと併用できるからです。

ｄポイントが貯めやすいマツキヨ、1月のキャンペーンはここがお得

ドラッグストアのマツモトキヨシ、ココカラファイン（マツキヨココカラ&カンパニー <3088> ）で1月に開催されているキャンペーンでは、 dポイントカードを提示して買い物すると、1等はポイントが＋1000倍、2等は＋100倍になるキャンペーンが行われていて、1等か2等が当たれば全額以上のポイント還元が見込めます（エントリーが必要）。

もともとマツキヨ、ココカラファインは、dポイントを貯めやすいドラッグストアです。というのも、街やネットの店での買い物でもらえるポイントは、税込200円ごとに1ポイントですが、マツキヨなどでは税抜100円で1ポイントたまるからです。

たとえば税抜1000円買った場合、10ポイントもらえるほか、抽選のキャンペーンで1等が当たれば1万ポイント、2等で1000ポイントもらえるので、「全額ポイント還元」が見込めます。

このキャンペーンと併用できるのは2つある

この1月のキャンペーンに注目したい理由は、ほかのキャンペーンと併用できることで、その対象は「P&Gパリ2024オリンピックキャンペーン」と「PayPayお買い得市」です。

P&Gキャンペーンでは、税込2000円買うごとにレシート応募でPayPay200ポイントが“もれなく”もらえます。日用品のアリエールやジョイなどを買って参加できます（上限1000ポイント、1万円購入時）。

支払い方法は指定されていないため、マツモトキヨシやココカラファインでd払いやdカードを選べばさらにポイントがもらえ、さらにはマツモトキヨシではQUOカードでの支払いでも参加できます。

「PayPayお買い得市」は、マツモトキヨシでいくつかのメーカーの対象商品を買い、一部でもPayPay払いをすれば最大で20％のポイント還元されるというものです。

対象商品があるメーカーは、味の素AGF（味の素 <2802> ）やフマキラー <4998> 、日清オイリオグループ <2602> 、大王製紙 <3880> 、ロッテなどです。

なお、このほかにも、「PayPayお買い得市」の対象メーカーには、アヲハタ <2830> 、カネカ食品（カネカ <4118> ）、サッポロビール（サッポロホールディングス <2501> ）、マルタイなどがありますが、これらは1月のマツキヨココカラ＆カンパニーのキャンペーンの対象ではないの注意しましょう。

これら2つのキャンペーンだけでなく、1月のマツキヨココカラのキャンペーンにも参加したいのなら、dポイントカードを出して、支払いはPayPayを選びましょう。

2つのキャンペーンについてポイ活の達人が注目しているのは、1月の最大ポイント1000倍のキャンペーンと併用できることだけではなく、対象額が「クーポンやポイント利用前」になっているところです。

対象額が「クーポンやポイント利用前」であるということは、QUOカードや商品券、クーポンやポイントなどを使った上で、一部だけPayPay払いにすれば、利用前の額から最大20％還元されるわけです。使っていないQUOカードや商品券、ポイントがある人は、この際に使うのもよいでしょう。

ポイントカードと支払い方法を分けるのがコツ

一般に、買い物する際に提示するポイントカードと決済方法は、ｄポイントカードとd払い、楽天ポイントカードを提示して楽天Pay払いなど“セット”で選びがちですが、ポイ活を効率的に進めたいなら、あえて“使い分け”をしましょう。

今回紹介した「PayPayお買い得市」にマツモトキヨシでの買い物で参加したいなら、dポイントカードを出し、支払い方法は一部をPayPayで払うわけです。ここでｄ払いやｄカードを選んでしまうと、「PayPayお買い得市」には参加できません。

さらに、マツキヨココカラポイントカードもあれば出して、そちらのポイントも貯めてしまいましょう。

文・谷口久美子（フリーライター）
編集・dメニューマネー編集部

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