NISA・つみたてNISA

新NISA、自分に合った金融機関の選び方は?キャンペーンやクレカ対応で選ぶ?

2024/01/20 05:00

これから新NISAを始める人が、どの金融機関で口座をつくるか悩んでいるなら、選ぶ視点として、取扱商品や取引にかかる手数料はもちろん、入会キャンペーンやよく使っているクレジットカードと連携しているかどうかを考えるとよいかもしれません。 口座開設するとポイントやキャッシュバックのキャンペーンが多数開催中 NISAを始めると

これから新NISAを始める人が、どの金融機関で口座をつくるか悩んでいるなら、選ぶ視点として、取扱商品や取引にかかる手数料はもちろん、入会キャンペーンやよく使っているクレジットカードと連携しているかどうかを考えるとよいかもしれません。

口座開設するとポイントやキャッシュバックのキャンペーンが多数開催中

NISAを始めるとき気にかけたいのが、ポイントや現金のプレゼントといった口座開設キャンペーンです。2024年から新NISAへ制度が切り替わったことで、お得感がある口座開設キャンペーンを行う金融機関が増えています。

たとえばマネックス証券(マネックスグループ <9943> )では3月31日までに証券口座を、4月15日までにNISA口座をひらくと最大4,000円分のdポイントがもらえます。

三井住友信託銀行(三井住友トラスト・ホールディングス <8309> )では3月29日までにNISA口座をひらき投資信託商品を買うと、10万円ごとに現金2,000円がもらえます。キャンペーンでもらえる金額は最大で4万8,000円です。

このほかの証券会社や銀行でもお得なキャンペーンが行われています。

少額投資ができる会社ならコツコツできる

少ない元手で気軽にNISAを始めたいなら、少額投資ができる金融機関の口座を選ぶのも一つです。100円単位で投資を続けられたり、単元未満株の取引ができたり、毎月の負担を抑えながら投資にチャレンジできるNISA口座もあります。

たとえばSBI証券(SBIホールディングス <8473> )では100円から投資ができ、楽天証券(楽天グループ <4755> )では1株単位で取引できる「かぶミニ」という制度があります。こうした少額投資のサービスは他の証券会社にもあるので、チェックしてみましょう。

よく使うクレジットカードと連携しているか

持っているクレジットカードが使える金融機関でNISAを始めるのもよいでしょう。クレジットカード積み立てでポイントが貯まるなどのメリットがあります。

たとえばSBI証券では三井住友カードや東急カード、タカシマヤカードで積み立てできます。三井住友カードであれば0.5~5%のVポイント、東急カードであれば0.25~3%のTOKYU POINT、タカシマヤカードであれば0.3~0.5%のタカシマヤポイントが貯まります。

これと似た考え方として、「いつも買い物で貯めているポイント」が貯めやすい金融機関を選ぶのもよいでしょう。ただ、ポイントは別のポイントに交換できるため(たとえばマネックスポイントはdポイントやnanacoポイントに交換できます)、貯めたポイントの使い道まで考えるとさらにお得になります。

NISAは非課税のお得な制度ですが、あくまで投資で損する可能性もあります。将来ずっと続けることを前提にして、長く付き合える、自分にあった金融機関を見つけましょう。

文・佐々木美紀(ライター)
編集・dメニューマネー編集部