共働き夫婦の小遣いの平均や、投資をしている割合、積み立て投資の額などの調査が行われ、小遣いの平均額は毎月3万9000円、投資をしている割合は56%、積み立て額は1万円以上3万円未満が最多だったことが分かった。
SMBC日興証券の日興フロッギーが2023年12月にインターネットで調べたもので、調査対象は既婚者(男女1106人)で、そのうち共働き夫婦世帯は638人。その共働き夫婦にお金の管理について聞いた結果を公表した。
夫婦でお金のことを気軽に相談できる割合は?
共働き夫婦のお金の管理については、「自分または配偶者が管理している」と答えた人が455人(71%)。「夫婦でお金の管理や資産運用について気軽に相談できるか」という問いに対して、「とても気軽に相談できる」と答えたのは313人(49%)。また2人に1人がおこづかい制だと回答し、その平均額は約39,000円/月だった。
3人に1人は「まだ投資・運用をしたことがない」
投資についても調査、投資や資産運用をしているかという問いに対して「投資している」と答えた割合は56%いたが、3人に1人はまだ投資を「したことがない」と答えている。
NISA口座については、共働き夫婦世帯の75%の人が保有していると回答。共働きではなく、夫婦どちらかだけ働いている世帯が「一般NISA口座」を保有している方が多かったのに対して、共働き夫婦世帯では「つみたてNISA口座」を開設している人が多かったという。
2024年から始まった新NISAについては、47%が「必ず利用したいと思う」と答えたている。これは片働き世帯(自分だけが働いている:33%、配偶者だけが働いている:29%)よりも高い数値だった。
新NISAには、投信だけでなく株式も買える「成長投資枠」と投信のみが買える「つみたて投資枠」があるが、共働き夫婦世帯の回答は成長投資枠が53.8%、つみたて投資枠が55.6%と回答。一方で、「自分だけが働いている」人の回答では成長投資枠が多く、「配偶者だけが働いている」人は、つみたて投資枠が多かったという。
新NISAで何に投資する?
つみたて投資枠を使うという人に対し、「毎月いくらずつ投資する予定か」聞いたところ、共働き夫婦世帯では「1万円以上3万円未満」という回答が38%で最も多かった。また、最大の10万円と回答した人も14%いたという。
新NISAで投資する予定の商品については、過半数の人が「投資信託」「株式」と回答。投資信託を買うという人に、どんな商品にするかたずねたところ、6割が「世界株ファンド」と回答。次いで「米国株ファンド」「日本株ファンド」という結果だった。
文/編集・dメニューマネー編集部
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