最近、「ミッキーマウスの著作権が切れた」といったニュースを見聞きした人も多いだろうが、これは本当なのだろうか?もし本当だとしたら、どういう意味を持つのか。間違いだとしたら、なぜそんなニュースが出たのだろうか。
「ミッキーマウスの著作権が2023年で切れた」、これは本当?間違い?
著作権が切れるとどうなるのか?
著作権に関する法律は国や地域によって異なるが、米国の法律では作品の公表から95年で著作権が切れるとされている。今回、消滅したのは、1928年の短編映画『蒸気船ウィリー』(監督ウォルト・ディズニー、アブ・アイワークス)とそのオリジナル版ミッキーだ。
このため、ミッキーマウスそのものの著作権が2023年に切れたかというと、答えはNOだ。あくまで、1928年に発表された、現在のミッキーマウスのオリジナルである『蒸気船ウィリー』についての著作権が切れたに過ぎない。
これにより、同作品はパブリックドメイン(公共財)と位置付けられたため、キャラクターを使ったグッズを作ったり、『蒸気船ウィリー』を使ったりすることはできるようになった。ただ、現在のミッキーを二次創作に使用することは、今でも認められない。
著作権が切れたこと受け、2024年になってすぐ、アメリカではホラー映画『Mickey’s Mouse Trap』(ミッキーマウスのわな)の製作が発表された。繁華街にある暗いゲームセンターに威圧感のあるミッキーが侵入し、若者たちを脅す予告映像がYouTubeで公開されている。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・田之尻美希
【関連記事】
・カードローン・スマホローンのよくある7つの疑問(PR)
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法
・「老後破産」しないために読みたい
・dポイントで投資できる?100ポイントからでOK!(外部)
・ポイ活特集