「ドクターグリップ」「フリクション」などの筆記具を手がける、パイロットコーポレーション <7846> 。 船舶業界では、操縦が難しい狭い海峡などで、船の前で誘導する人を“パイロット”と呼ぶそうです。社名はこれに由来し、“業界の水先案内人になりたい”という創業者の願いから名づけられました。同社の昔の社名、わか
「ドクターグリップ」「フリクション」などの筆記具を手がける、パイロットコーポレーション <7846> 。
船舶業界では、操縦が難しい狭い海峡などで、船の前で誘導する人を“パイロット”と呼ぶそうです。社名はこれに由来し、“業界の水先案内人になりたい”という創業者の願いから名づけられました。同社の昔の社名、わかりますか?
船上で意気投合したふたりが創業者
創業者である和田正雄氏と並木良輔氏は、1900年代初頭、外国へ向かう貨物船上で出会い、意気投合したそうです。その後、並木氏は大学教授へ、和田氏は実業家へと別々の道を歩みました。
1910年代、並木氏は純国産の万年筆をつくろうと決意しますが、研究は難航。親交が続いていた和田氏からの資金援助により、1916年ついに純国産万年筆が誕生したのです。
その後1918年、和田氏と並木氏は、万年筆の製造・販売のため「株式会社並木製作所」を設立しました。1938年に、社名をパイロット萬年筆株式会社へ変更し、1989年に株式会社パイロットへ再変更。2003年に現在の社名、株式会社パイロットコーポレーションになりました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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