この春、子供の進級や入学を機にスマホを買おうと考えている家庭は少なくないでしょうが、月々の負担を少なくするためには、使い方に合わせたプランを選ぶことが肝心です(文中価格は税込み)。
申し込む年齢によって安くなるプランがある
まず子供の年齢によって割引が受けられるプランを検討するとよいでしょう。大学を卒業する22歳までや、高校に進学する15歳以下のみを対象にした割引プランがあります。
たとえば、NTTドコモの「U15はじめてスマホプラン」は、15歳以下しか申し込めませんが、18歳まで同じ条件で使えます。
5GB(ギガバイト)のデータ通信が1,628円で使え(dカードお支払割で187円の割引適用時)、最初の12ヵ月間は、毎月dポイントが500ポイントもらえます。
5ギガだと外出先で動画をたくさん見ると足りなくなってしまいますが、家にWi-Fi環境が整っているなら問題ありませんし、少ない通信容量でやりくりする方法を教えることもできます。
また、このプランは電話1回につき、5分以内ならかけ放題なので、子供の塾通いなどの際に安否を簡単に確かめられます。
このほかにも、au(KDDI <0000> )の22歳以下用のスマホスタートプランは、最初の1年間は月々1,078円で20GBの大量データ通信ができます。
ただし、2年目以降は料金が3,916円に跳ね上がるので注意が必要です。
20GBが2,970円で使える料金プランも!
契約できるのが15歳以下など年齢制限があるプランは、通信容量が抑えめなので、「もう少し容量が欲しい」という場合は、大手キャリアのサブブランドを検討するとよいでしょう。
たとえばNTTドコモのahamoでは、20GBを2,970円で使えます。1年目はauのスマホスタートプランにはかないませんが、3年以上使えばahamoのほうが割安です。
子供がYouTubeを見たり、アプリゲームを外で遊んだりする可能性があるのなら、ahamoを選ぶとよいかもしれません。
また、ahamoも1回5分以内の国内通話がかけ放題なので、音声通話を使いたい家庭にもぴったりです。
とにかく安く済ませたいなら……月290円から使える?
とにかく安く済ませたいなら、MVNOの格安SIMという選択肢もあります。
たとえば、日本通信SIMの「シンプル290」ならデータ通信1GBを290円から使えます。容量は少ないものの、数百円程度の通信費で回線を維持できるプランはほかにも多数あります。
MVNOとは、大手キャリア(MNO)から回線を借りてサービス(いわゆる格安SIM)を提供している会社で、比較的安く契約できます。
ただし、こうした格安SIMは安い分、お昼などの混雑時に通信速度が落ちたり、通信容量が少ないため、足りなくなったら追加でギガを買ったりしなくてはいけません。
格安SIMの使い方としては、スマホ本体は親が使わなくなったものを利用し、安否確認の電話を頻繁にする小学生以下の子供に持たせて、電話専用にするといった方法が考えられます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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