そば屋では、「もみじ」という言葉が店員の間で使われています。ある料理を食べるときに欠かせない物の一つです。
店内ではあまり見かけない、ある食器のこと
そば屋には、冷たいそば、温かいそばのほか、天丼やカツ丼などを扱っているお店もあり、そば屋のカレーは好まれるメニューの一つです。
出前の冷たいそばを食べる時に欠かせない「もみじ」とは、出前のときに使う猪口のことをさします。店内で使う猪口よりも小さめになっており、もみじの絵があしらわれているものが多かったことが由来のようです。
昭和初期のそば屋の出前では、自転車を片手で運転しながら、高く積み重なったせいろを器用に持つ姿が印象的ですが、時代と共にバイクが誕生し、昭和30年代には、つゆがこぼれない画期的な出前機が誕生しました。バイクの走行中でもバネにより揺れが緩和され、荷台が振り子のように水平に動く仕組みのようです。
出前文化の変化
庶民の生活の中で、出前が定着したのは江戸時代。時代劇ドラマなどでよく見かける、魚屋が棒を担ぎ桶のようなものをぶら下げ魚介類などを売り歩く姿が、デリバリーの元祖といいます。
料理を運ぶ出前の一説には、遊郭から出ることを禁止されていた吉原の遊女たちが、そばやうなぎを頼んでいたことがきっかけのようです。
そして現代、アプリで簡単に出前を頼めるデリバリーサービスが日常となってきた一方、地方では、人口の減少や飲食店の少なさにより、デリバリーサービスが定着しない地域もあります。
そんな中、茨城県猿島郡境町では、昨年の4月5日から出前館アプリより注文した商品を、平日限定1日2便限定でドローンで配達するサービスを始めました。
近い将来陸上配送だけでなく、ドローン配送によるデリバリーサービスが増えていくかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
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