そば屋では、従業員の間で「舟」と呼ばれる言葉が使われています。一見「舟」という言葉から、飲食とつながりがあるようには感じませんが、そば作りの中で重要な役割をする道具の一つです。
そば打ちに欠かせない道具
そば屋の入り口、ガラス越しからそばを打つ姿を見たことはないでしょうか。このそば打ちの大まかな流れは、水回し、こね、延し、たたむ、切るという作業ですが、「舟」はそば打ちの最後に使います。
この「舟」とは、そば作りのときに、包丁で切ったそばをくっつかないよう手でほぐし、茹でるまでに保管をしておくフタ付きの長方形の容器のことをさし、「生舟(なまぶね)」ともいいます。
木製、プラスチック製品があり、そばの乾燥を防ぐために使われます。冷蔵庫で保管することもあるので、収納しやすい浅型を重ねて使われることが多いようです。
「生そば」と「半生そば」、「乾そば」の違いって?
生そばとは、打ったそばを包丁で切り、茹でる前の状態のことをさします。ほかの生そばや乾そばより水分が多いので、茹で時間も短いです。ただ消費期限は2日程度と短いですが、香りは一番はっきりとしています。
半生そばは、生そばよりもある程度保存ができるように加工しているそばです。賞味期限は3ヵ月前後が多いようです。
そして、スーパーでよく見かける乾そばは、干してあるもので、湯で伸びにくく美味しさが長持ちするのが特徴です。ただ香りは生そばや、半生そばには及ばず茹で時間も長いです。メーカーによって異なりますが、開封前の乾そばは常温で1年から2年くらい持つようです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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