塩野義製薬 <4507> は、医薬品や臨床検査薬などの研究・開発、製造・販売を行っています。1964年にスタートした「ミュージックフェア」の1社提供でも知られる、同社の昔の社名、知っていますか？

創業は明治時代

塩野義製薬は1878年、創業者の塩野義三郎氏が大阪府で薬種問屋をはじめるため創業。当時の社名は「塩野義三郎商店」でした。

その後、製薬研究に取り組みはじめ、1909年に健胃制酸剤「アンタチヂン」の開発に成功。1910年、本格的に新薬製造をはじめるため、大阪に製薬工場・塩野義製薬所を建設し、製薬会社としての歴史がスタートしました。

1919年、塩野義三郎商店と塩野義製薬所を合併し、株式会社塩野義商店へ組織変更。1943年に、現在の社名である塩野義製薬株式会社に変更しています。

“痛くなったらすぐセデス”のCMでおなじみの鎮痛薬「セデス」は1950年、総合ビタミン剤「ポポンS」は1953年に発売しました。ポポンSの名前の由来は、ぽぽん（活力や意欲が盛んなさまを表す旺盛擬声語）とシオノギのSです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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