ユニクロやGUを傘下に持つファーストリテイリング <9983> 。最近では、能登半島地震の後、被災地にユニクロ、GUの防寒着などを計10万点送ったことがニュースに取り上げられた。ほかにもセオリー、PLST(プラステ)というブランドを持つ同社の売上規模は、世界のアパレル製造小売業で第3位だ。ちなみに1位はZaraを抱えるインディテックス、2位はH&M、4位はGap。そんなファーストリテイリングの社名の由来が何か分かるだろうか。

前身は山口県の男性向け洋品店

ファーストリテイリングは、現会長兼社長の柳井正氏の父である等氏が1946年、山口県宇部市で創業した「メンズショップ小群商事」が前身。1963年には法人化、1991年に社名を小群商事からファーストリテイリングへ改めている。

社名の意味は、英単語そのままの意味で、ファースト（fast）は「速い」、リテイリング（retailing）は「小売」。同社のサイトによれば、「ファーストフードのように早い小売業」という意味で、「お客様の求めている商品を、いかに速く提供できるか、という私たちの精神が社名に込められて」いるという。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・田之尻美希

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