アパートやマンションを借りる際に、家賃の値下げをしたくても、不動産会社や大家にただお願いしても難しい。ただ値下げ交渉の3つのコツを知っておくことで、値下げしてもらえるかもしれない。
コツ1 値下げ額は高くても5%以内。ただ実際は1000〜2000円程度
家賃の値下げの交渉価格には実は目安があって、家賃の5%以内とされており、家賃8万円なら値下げ希望額の目安は4000円が妥当だろうが、実際にはなかなか難しく、現実的には1000~2000円程度の値下げが現実的だ。
1000円ほどだと少ない金額に感じるが、年間にしたら1万円以上お得になるし、長く住めばもっと節約効果が出るだろう。
コツ2 周辺の相場など交渉の根拠を準備する
家賃の値下げ交渉をする際は根拠を示さないと、不動産会社や大家を納得させられないので、周辺の似たような物件の家賃相場を調べ、住みたい物件の状態を確かめておくとよいだろう。
まず周辺の家賃相場は、LIFULL HOME‘SやSUUMOなどのネットの物件情報サイトで調べればよい。
住みたい物件の状態は、築年数や駅から遠いなどの建物情報や、内見をした時に日当たりや周辺の環境、設備についてのマイナスポイントなどを確かめると良いだろう。
コツ3 良い入居者であることをアピール
大家は入居者に長く住んで欲しいと思っているし、近隣住人とトラブルを起こさない、善良な人に住んで欲しいと考えているので、そうした大家の気持ちをくんで、自分が良い入居者であることをアピールしよう。
たとえば、長く住む予定であることや、勤務先が安定していて家賃の滞納をする可能性が低いことを伝えるといいだろう。
また家賃の値下げ交渉時は、なるべく腰を低く、柔らかい対応をしたほうがいい。人柄の良さが伝わるからだ。
1~3月は家賃交渉も難しい時期で、家賃の値下げは叶わないかもしれないが、礼金や初期費用などの他の費用を少し値引いてくれる可能性がある。そのため諦めずに、交渉してみると良いだろう。
文・編集:dメニューマネー編集部