世界のブランドランキング2023年版の「飲料業界」で、首位のコカ・コーラに続いて第2位のPEPSI。常に比べられるコカ・コーラとペプシは、CMでも争っており、かつてはペプシがコカ・コーラに“ケンカを売る”ようなCMが放映されて話題になった。
ペプシのCMといえば、1996年、全身メタリックなキャラクター「ペプシマン」が知られるが、最近ではK-POPアイドルグループIVE(アイヴ)を起用。これに対して、コカ・コーラでは同じくK-POPアイドルのNewJeansが出演。それぞれコラボ曲も歌っている。
そんなPEPSI(Pepsi-Cola Company)の社名は何から来ているのか、分かるだろうか?
125周年でロゴも変更
PEPSI(ペプシ)といえば、赤・青・白の3色で彩られた球体のロゴを思い浮かべる人が多いだろうが、そんなPEPSIは2023年、125周年を迎えて新しいロゴを発表している。
新ロゴは北米から使い始め、今年・2024年からは世界展開されるというので、もしかしたら日本でも、近いうちにコンビニやスーパー店頭で新ロゴがお目見えするかもしれない。
2023年まで使われていたロゴは、pepsiという文字が小文字になり、以前は球体の中にあしらわれていたが、球体の横に配置されるデザインだった。
こう言われてもイメージがわかないかもしれないが、それはおそらく1990年代に使われていた、球体の中にPEPSIと書かれたロゴの印象が強いからだろう。そして新しいロゴも、PEPSIの書体は変わるものの、球体の中にPEPSIと書かれたデザインになる。
そんなPEPSIが誕生したのは1898年。名前の由来は、米国ノースカロライナの薬剤師が調合した消化不良の薬・ペプシン。主にコーラナッツ、バニラビーンズなどを原料にした飲料として薬局で製造、販売されていたという。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・田之尻美希