宮﨑駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』がゴールデン・グローブ賞のアニメ映画賞に輝き、米アカデミー賞にもノミネートされたスタオジブリ。「ジブリ」という社名の由来は何か、分かるだろうか? 2023年、日本テレビの傘下に入った 2022年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に抜かれるまでは、興行収入ランキングでトップ
宮﨑駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』がゴールデン・グローブ賞のアニメ映画賞に輝き、米アカデミー賞にもノミネートされたスタオジブリ。「ジブリ」という社名の由来は何か、分かるだろうか?
2023年、日本テレビの傘下に入った
2022年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に抜かれるまでは、興行収入ランキングでトップだった『千と千尋の神隠し』(2001年)をはじめ、や『となりのトトロ』『天空の城ラピュタ』などを制作したスタジオジブリ。
同じ宮﨑駿監督による『風の谷のナウシカ』(1984年)公開の翌年に設立された同社は昨年・2023年、日本テレビ(日本テレビホールディングス <9404> )の子会社となった。
ジブリはイタリア語でGHIBLIと記し、サハラ砂漠に吹く熱風を表し、第2次世界大戦で使われた同国の軍用偵察機にもつけられた名称でもある。日本のアニメーション界に熱風を起こす意図が込められているといい、イタリアでは「ギブリ」と発音するそうだ。スタジオジブリが発行する小冊子も『熱風』という名前だ。
発表によれば、日本テレビの福田博之専務がスタジオジブリ社長になり、前社長の鈴木敏夫氏が代表取締役議長、宮﨑監督は取締役名誉会長になったという。
2023年に公開された『君たちはどう生きるか』は事前の宣伝を一切しないという珍しい戦略がとられ、北米での興行収入はジブリ史上最高額をたたき出した。
同作がノミネートされたアカデミー賞(長編アニメーション部門)は3月10日(日本時間11日)に開催、発表される。長編アニメーション賞を受賞すれば、『千と千尋の神隠し』(第75回)以来、2度目の快挙だ。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・田之尻美希