1970年代に一大ブームを巻き起こしたアーケードゲーム、“スペースインベーダー”(通称インベーダーゲーム)。 生みの親であるタイトーは現在、家庭用ゲームソフトやアーケードゲームの開発、アミューズメント施設の運営を行っていますが、創業当時は違うものを扱っていました。同社の昔の社名は、一体何だったのでしょう? 1953年東
1970年代に一大ブームを巻き起こしたアーケードゲーム、“スペースインベーダー”(通称インベーダーゲーム)。
生みの親であるタイトーは現在、家庭用ゲームソフトやアーケードゲームの開発、アミューズメント施設の運営を行っていますが、創業当時は違うものを扱っていました。同社の昔の社名は、一体何だったのでしょう?
1953年東京都で創業
同社の創業は、1953年。ロシア系ユダヤ人のミハイル・コーガン氏が輸入雑貨類の販売や国内初のウオッカの醸造・販売のために起業しました。当時、ウオッカは日本にまだ出回っておらず、同社が手がけたウオッカ“トロイカ”は、品質が高かったことから、帝国ホテルのバーにも並べられていたそうです。
1954年からは、ジュークボックスの賃貸業務を開始し、1956年にはアミューズメント機器の販売・賃貸業務をはじめました。「スペースインベーダー」は1978年、「電車でGO!」は1997年に発売しています。
そんな同社は、創業時「太東貿易株式会社」でした。1972年に現在の社名である、株式会社タイトーへ変更しています。
文/編集・dメニューマネー編集部