のど飴や服薬ゼリーで知られる「龍角散」の昔の社名、何だった?

2024/02/23 11:00

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「ゴホン!といえば」のキャッチフレーズのCMでおなじみ、のど飴の龍角散。のど薬のほか、トローチやタブレット、服薬ゼリーなど、のどに関する製品を中心に手がけています。同社の昔の社名、わかりますか? のどすっきり飴が誕生したのは2011年 “龍角散”は、生薬(キキョウ・キョウニン・セネガ・カンゾウ)を有効成分とした生薬製剤

「ゴホン!といえば」のキャッチフレーズのCMでおなじみ、のど飴の龍角散。のど薬のほか、トローチやタブレット、服薬ゼリーなど、のどに関する製品を中心に手がけています。同社の昔の社名、わかりますか?

のどすっきり飴が誕生したのは2011年

“龍角散”は、生薬(キキョウ・キョウニン・セネガ・カンゾウ)を有効成分とした生薬製剤です。水なしで服用でき、せき、たん、のどの痛みを和らげる効果が期待できます。

もともとは、江戸時代中期、秋田藩に仕えていた医師の藤井玄淵(げんえん)氏が、藩薬として創薬。その後、息子の玄信氏が改良して龍角散の原型を開発し、家伝薬として伝えられてきたそうです。江戸時代末期、3代目の藤井正亭治(しょうていじ)氏が、家伝薬をぜんそくの薬へと改良し、現在の処方の基礎を確立。一般向けに販売されたのは、1871年からです。

世界初のゼリー状のオブラートは1998年に誕生し、2001年に子ども用の「おくすり飲めたね」を発売、「龍角散ののどすっきり飴」は2011年に発売されました。

同社は、1871年に創業し、1893年に「藤井得三郎商店」を開業しました。1928年に株式会社へ改組し、1964年に現在の社名である、株式会社龍角散に変更しています。

文/編集・dメニューマネー編集部