国内で販売されている大衆車ブランドの魅力度ランキング(2023年調査)で、「ミニ」(MINI)がスバルやマツダ、日産を抑えて第1位に選ばれた「BMW」。もともとイギリスの自動車メーカーが開発したシリーズだが、BMWが企業買収などにより権利を持ち、開発・販売している。 メルセデスと並んで有名なドイツの自動車メーカーである
国内で販売されている大衆車ブランドの魅力度ランキング(2023年調査)で、「ミニ」(MINI)がスバルやマツダ、日産を抑えて第1位に選ばれた「BMW」。もともとイギリスの自動車メーカーが開発したシリーズだが、BMWが企業買収などにより権利を持ち、開発・販売している。
メルセデスと並んで有名なドイツの自動車メーカーであるBMWの、社名の由来が何か分かるだろうか?
もともとは航空機のエンジンメーカー
BMWは、コンパクトカーにあたる1シリーズから、ラグジュアリークラスの8シリーズまで数字が割り当てられた乗用車(ハッチバック、セダン、クーペなど)や、SUVのXシリーズ、ディーゼル車やプラグインハイブリッド車、電気自動車などのiシリーズ、さらには二輪車など幅広い商品ラインアップで知られている。
BMWの歴史が始まったのは1916年、ドイツのバイエルン州。当初は航空機のエンジンメーカー・BFWとして設立された。社名をBMWにしたのは翌1917年。これは「Bayerische Motoren Werke」(バイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ)」の略で、「バイエルン州のエンジン工場」という意味。同社の本社は今なおバイエルン州ミュンヘンにある。
同社のデザインで印象的なのは、自動車のフロントグリルに配置された円形のエンブレム。上部にBMWの文字が配置され、中心分の円は四分割、青と白に塗り分けられたもので、誰もが一度は見たことがあるだろう。
100年以上の歴史を持つBMWには、冒頭で紹介したミニのほか、ロールス・ロイスもグループ内のブランドとして抱えている。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・田之尻美希