「日産自動車」の昔の社名、何だった?

2024/02/25 11:00

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/uUECyQztT6OC4H7u9zO-eA.jpg
「スカイライン」「エクストレイル」「セレナ」などを手がける大手自動車メーカー、日産自動車 <7201> 。同社の昔の社名、知っていますか? 現在の社名となったのは1934年 同社の前身は1910年、鮎川義介氏(1880-1967)により創業されました。鮎川氏は、アメリカで鋳物の技術を習得し、帰国後に「戸畑鋳

「スカイライン」「エクストレイル」「セレナ」などを手がける大手自動車メーカー、日産自動車 <7201> 。同社の昔の社名、知っていますか?

現在の社名となったのは1934年

同社の前身は1910年、鮎川義介氏(1880-1967)により創業されました。鮎川氏は、アメリカで鋳物の技術を習得し、帰国後に「戸畑鋳物株式会社」を設立し、自動車部品の製造を開始。1931年には、国産車を製造するダット自動車製造を買収し、傘下に収めました。

1932年、小型乗用車ダットサンを発売。ダットサンは、東京―大阪間をノートラブルで走り切るなど、当時の自動車としてはかなり高性能でした。鮎川氏は製造権を譲り受け、大規模化するために1933年、戸畑鋳物株式会社自動車部を創設しました。

同年、日本産業と戸畑鋳物の共同出資により自動車製造株式会社を設立、1934年横浜に日本初の量産工場を建設し、社名を日産自動車株式会社へ変更しています。1935年からは、国産車として初のダットサンの一貫生産をスタートさせました。

1970年代、燃費が良かったダットサンは、日産の主要ブランドとして海外へも展開し、世界190ヵ国で約2,000万台売れたそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部