プリマハム <2281> は、ハムやソーセージ、ベーコンなどを手がける企業です。業界で初めて“賞味期限”の表示をはじめたのは同社でした。そんなプリマハムの昔の社名は、一体何だったのでしょうか? ■1931年石川県で創業 同社の創業は、1931年に竹岸政則氏が石川県金沢市でハム・ソーセージ製造業を行うため、「
プリマハム <2281> は、ハムやソーセージ、ベーコンなどを手がける企業です。業界で初めて“賞味期限”の表示をはじめたのは同社でした。そんなプリマハムの昔の社名は、一体何だったのでしょうか?
■1931年石川県で創業
同社の創業は、1931年に竹岸政則氏が石川県金沢市でハム・ソーセージ製造業を行うため、「竹岸ハム商会」を起業したことがはじまりです。
1948年には竹岸畜産工業株式会社を設立し、食肉小売店の手間を省くため、1956年に業界初となる、規格肉(カット肉)の販売をはじめました。その後、1960年に社名を現在のプリマハム株式会社へと変更しています。
現在スーパーやコンビニなどで、4枚前後の少量パックで販売されている、ハム・ベーコンの個別包装化を先駆けて行ったのは同社で、アメリカのオスカーマイヤー社と技術・資本提携をした1972年からでした。賞味期限の表示は、1974年からはじめています。
1980年代からは、チキンナゲットや唐揚げなどの加工食品事業へ参入。2002年には「香薫あらびきポークウインナー」が発売されました。
文/編集・dメニューマネー編集部