今すぐ財布を確認!1円玉が3000円で売れる!?プレミア硬貨とは

2021/08/20 18:30

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普段使っている小銭の中に、「プレミア硬貨」と呼ばれるものがあることをご存じですか?プレミア硬貨とは希少価値が高い硬貨のことで、額面以上の値段がつくこともあるお宝硬貨です。今回は、もし見つけたらかなりラッキーな1円玉のプレミア硬貨をご紹介します。見慣れた1円玉が3,000円?驚きのプレミア硬貨プレミア硬貨として有名なのが

普段使っている小銭の中に、「プレミア硬貨」と呼ばれるものがあることをご存じですか?プレミア硬貨とは希少価値が高い硬貨のことで、額面以上の値段がつくこともあるお宝硬貨です。今回は、もし見つけたらかなりラッキーな1円玉のプレミア硬貨をご紹介します。

見慣れた1円玉が3,000円?驚きのプレミア硬貨

プレミア硬貨として有名なのが、平成23(2011年)、24(2012年)、25(2013年)、29(2017年)、30(2018年)年に発行された1円玉です。この頃から電子決済の普及により、1円玉の発行枚数は著しく減少しています。そのため1円玉の希少価値が上がり、状態がいいものだと3,000円前後もの値打ちがつく場合もあるのです。なお、平成28年(2016年)、31年(2019年)も発行枚数は少なくなっています。

ここで、「なぜ平成26(2014年)、27(2015年)年だけが抜けているのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。平成26年(2014年)といえば、消費税が5%から8%に引き上げられた年にあたります。そのため1円玉の需要が増したことで発行枚数も一時的に増加し、その分希少価値は下がっているのです。

見つけたらラッキーな「エラー硬貨」

次に挙げられるのが「エラー硬貨」です。エラー硬貨とは製造の段階でミスが生じた欠陥品のことを指します。エラー硬貨は通常なら検査で引っ掛かるのですが、希に検査をスルーして市場に出回ることがあるのです。

1円玉のエラー硬貨には、両面が同じ模様でかつ片面の印刷が反転している「影打ち硬貨」や、印刷がズレている「印刷ズレ硬貨」などがあります。その希少性によっては10万~20万円ほどで取り引きされるものもあり、見つけたらラッキーなプレミア硬貨といえるでしょう。

使わずに持っておく価値あり!令和元年(2019年)の1円玉

もうひとつ要チェックなのが、令和元年(2019年)発行の1円玉です。前述の通り、電子決済の普及により1円玉の発行枚数は減少しています。

このため令和元年(2019年)の1円玉も、3,000円前後の値がついているケースがあります。令和元年(2019年)発行の硬貨は多くが未使用状態に近いこともあり、見つけたらきれいな状態のまま保管しておいてもいいかもしれません。

1円玉を笑う者は1円玉に泣く

日頃は軽く見がちな1円玉ですが、中にはプレミア硬貨として思わぬ値打ちがつくものもあります。そんな1円玉が紛れていないか、普段から1円玉をチェックしてみるのもいいでしょう。まずは、今すぐ財布の中を確認してみてくださいね。

文・中村あずさ

(2021年8月20日公開記事)