春先の日差しは夏ほど強くありませんが、肌にとっては大きな負担です。気象予報士とヘルスフードカウンセラー(日本ヘルシーフード協会)の両方を持った有資格者に、肌のケアで大切なこと、有効と考えられる食品を聞きました。 気象予報士としてのアドバイス──急増する紫外線には春先から対策を シミやシワなど肌老化の原因のほとんどが紫外
春先の日差しは夏ほど強くありませんが、肌にとっては大きな負担です。気象予報士とヘルスフードカウンセラー(日本ヘルシーフード協会)の両方を持った有資格者に、肌のケアで大切なこと、有効と考えられる食品を聞きました。
気象予報士としてのアドバイス──急増する紫外線には春先から対策を
シミやシワなど肌老化の原因のほとんどが紫外線とされ、肌の状態をよく保つには、紫外線対策が必要不可欠です。紫外線が強くなり始めるのは3月ごろからで、地域により差があるものの、3-4月には、紫外線の量が冬の2倍ほどになるといいます。
紫外線対策は夏になってからではなく、春先から念入りに行ないましょう。日焼け止めクリームや日傘、帽子などは暑くなる前から使うとよいでしょう。
ヘルスフードカウンセラーとしてのアドバイス──紫外線対策に役立つ食べ物は?
紫外線対策によいと考えられる食品・食材は、抗酸化物質を多く含むものです。たとえば抗酸化物質であるビタミンA・C・Eやカロテノイド、ポリフェノールなどには、紫外線による肌のダメージを抑える効果があると考えられます。
まず「ビタミンA・C・E」や「カロテノイド」を豊富に含むのは、にんじん・トマト・鮭・ほうれん草・ブロッコリー・ピーマン・みかん・イチゴなどです。ビタミンCは熱に弱いため、スムージーなど生野菜が入ったメニューがよいでしょう。
ビタミン・カロテノイドを含むメニューとしては、ミネストローネ、カルパッチョ、チンジャオロース、スムージー、フルーツなどです。
次に「ポリフェノール」を摂取するためには、カレー粉・タマネギ・カカオ・小豆・ブドウなどを用意しましょう。メニューとしては、カレー、ダークチョコ、あんこなど。飲み物としては、赤ワイン、緑茶、コーヒーが考えられます。
ただし過剰な飲酒や糖分の摂取には注意しましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部