不正利用だけじゃない!「クレカが使えなくなった」とき確認したい4つのこと

2024/02/29 20:00

「買い物をしようとしたら、さっきまで使えていたクレジットカードが使えなくなっていた」ということは、誰にでも起こり得ます。限度額を超えていたり、誰かに不正利用されていたりといった事情がない場合、どういったケースでクレジットカードが使えなくなるのでしょうか? 1 ICチップの破損・汚れ──ポケットに直入れしている人は注意

「買い物をしようとしたら、さっきまで使えていたクレジットカードが使えなくなっていた」ということは、誰にでも起こり得ます。限度額を超えていたり、誰かに不正利用されていたりといった事情がない場合、どういったケースでクレジットカードが使えなくなるのでしょうか?

1 ICチップの破損・汚れ──ポケットに直入れしている人は注意

ICチップが壊れたり汚れたりすると、クレジットカードが読み取れなくなることがあります。

たとえば、カードをむき出しのまま鍵などと一緒にポケットの中に入れていて傷がつく、手の脂がつくといったケースが考えられます。

ICチップが汚れてしまったら、まずは柔らかい布で優しくふき取りましょう。それでも落ちない場合は、布に水を少し含ませて軽くふき取ります

その際にアルコールを使うと、署名欄の署名が消えてしまう可能性もあるのでやめておきましょう。

2 磁気不良──スマホが原因になることも

クレジットカードを長く使っていると、磁気不良を起こして読み取れなくなることもあります。

磁気不良を起こす可能性があるのは、クレジットカードの裏面上部にある磁気ストライプ、もしくは表面左側にあるICチップです。

磁気不良が起こる原因は大きく分けて3つあります。1つ目は、カードを強い磁気を発する物と一緒に保管しておくことです。スマホやパソコン、テレビやカードキー、スピーカーなどが挙げられます。

2つ目は、車内など高温の場所で保管しておくことです。高い温度の場所にカードを放置するとクレジットカードが曲がってしまい、磁気ストライプにも悪影響を及ぼします。また、間違って乾燥機に入れてしまった場合も曲がることがあります。

3つ目は、落として踏んだり、お尻のポケットに入れたまま座ってしまったりしてクレジットカードが折れ曲がることです。

その他、財布から出したりしまったり、シールを貼ったりはがしたりした際の摩擦でも磁気不良になることがあります。

3 自宅インターネット回線のエラー──意外と盲点?

ネットショッピングの際にクレジットカードが使えない場合は、自宅のインターネット回線にエラーが生じているかもしれません。

この場合は、ルーターの電源を一度切ってから入れ直してみましょう。

4 普段と違う使い方をした──不正利用を防ぐためのロックがかかる

普段と異なるカードの使い方をしたときも、一時的にクレジットカードが使えなくなることがあります。

たとえば、Amazonなどの通販サイトで、巻数の多い電子コミックを一冊ずつ買って短時間で何回も決済を行うと通常とは異なる使い方とみなされ、カードにロックがかかることがあります。

また、普段使わないような海外のサービスへの課金といった行為も、カードにロックがかかる原因になります。

その他、決済処理の画面が切り替わるのを待たずに更新ボタンなどを押してしまった場合も、不正利用が疑われてカードが使えなくなることがあります。

このような場合は、しばらくしてからもう一度決済を行うか、カード会社に問い合わせましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部