年収が1000万円を超えていても、生活が苦しい人は、日々の生活の中で見栄を張ったり、大金を使ったりして散財をしているからかもしれない。また、スーパーなどに立ち寄って、値引きされているからといって大量に商品を買うのもよくないだろう。年収が高いのに、お金が貯まらない人の特徴として次のようなものが挙げられる。
高年収なのに「貯金できない人」の共通点
医師や弁護士、大企業に勤める会社員など、高年収でも実は貯金がなく生活が苦しい家庭は珍しくない。そういう人たちは、無意識にとってしまう行動の結果、お金が貯まらないのだ。お金が貯まらない人たちの共通点には次のようなものがある。
お金を使ったことを周りにアピールする
聞かれてもいないのに高級旅館に泊まったことを触れ回ったり、高いブランド物と分かる服や小物を身に着けていたりする人は、年収が高くても生活に余裕があるとは限らない。
見栄を張るためにお金を使うと、なかなか貯金はできない。貯金がなく心が満たされないと、周りにうらやましがられとして、さらにお金を使う悪循環に陥ってしまう。
この点、お金持ちは、やっかみを恐れてむしろ目立たないよう気をつけているものだ。
宿泊先など詳しい旅行の話は親しい人だけにとどめ、普段着は着心地が良く品のあるものを選び、ブランド物はTPOにあわせてしかるべきときだけ身につけている。
他人のお金の話に敏感に反応する
高年収でも貧乏な人は、お金のことで頭がいっぱいなので、他人の何気ない一言をお金の話に結び付けることがある。
外食や旅行の話をしていると「高かったんじゃないの?」と聞いてきたり、子供がお金のかかる習い事をしていると何度も話題にして探りを入れてきたりする。
一方で、お金持ちは、他人の懐事情にあまり興味がなく、自分の懐事情も明かしたくない。そのため、家計の状況が見えてしまうような話題は、それとなくそらす傾向にある。
お金が貯まらないNG行為
無駄遣いしているつもりはないのに、貯金がないという人は意外と少なくない。日本の物価はどんどん上がっているいま、貯金ゼロの人はとくにお金の使い方を改めないと危険といえよう。お金が貯まらないNG行為には、次のようなものがある。
ほぼ毎日コンビニ通い
コンビニには、さまざまなスイーツやドリンクなどがそろっている。そのため、とくに必要ではないものまでつい購入したり、新商品につられて毎日のように立ち寄ったりする人もいるだろう。
少額でも「塵も積もれば山となる」で、気づかないうちに無駄遣いしている可能性があるので注意が必要だ。
割引にひかれてまとめ買い
「3個買ったら500円割引」。店頭でこのような表示を見かけたりする。
この時、「本当は1個しか必要ないけれど、割引があるから」と3個買ってしまうことはないだろうか?
このようなまとめ買いが続くと、無駄なお金を使うことが習慣となり貯金できない体質となってしまう。
日用品のまとめ買いも頻繁に行っているようでは問題だ。まとめ買いをすることで、ストック品を置くスペースや管理が必要になる。管理ができていないと買ったものの存在を忘れて、また同じものを購入する可能性もあるだろう。
とくに生鮮食品のまとめ買いは要注意だ。よく考えて買わないと、結局腐らせてしまい食べられなくなる可能性もある。食材を無駄にして捨てなくてはいけないのでは、お金を捨てていることと変わりない。
どうしてもまとめ買いをしたい場合は、家にストックしたものの数をしっかりと把握したうえで購入することが大切だ。
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収入はあるのに貯金ゼロ!?お金が貯まらないNG行為4選
文/編集・dメニューマネー編集部