化粧品の製造・販売を手がける、ナリス化粧品。店頭や通信販売のほか、プロの販売員を育成し、訪問販売や直営サロンでの販売も行っています。そんな同社の昔の社名は、一体何だったのでしょうか? 阪急百貨店の下請けとして創業 ナリスの社名は、“栄養や滋養を与える”という意味の英単語“nourishment”に由来します。創業は19
化粧品の製造・販売を手がける、ナリス化粧品。店頭や通信販売のほか、プロの販売員を育成し、訪問販売や直営サロンでの販売も行っています。そんな同社の昔の社名は、一体何だったのでしょうか?
阪急百貨店の下請けとして創業
ナリスの社名は、“栄養や滋養を与える”という意味の英単語“nourishment”に由来します。創業は1932年で、阪急百貨店の下請けを行っていました。
その後、1936年から自社の化粧品ブランド「ナリス」の製造・販売を始めています。1937年、ふきとり化粧水「コンク」を発売。当時は、化粧品が一般的にあまり普及しておらず、肌を白く塗りこむ白粉を塗り重ねることが主流でした。そんな中、古い角質を取り除き、健やかな肌を作る、ふきとり化粧水は当時の常識を変える画期的なものでした。現在も同社のふきとり化粧水は、売上シェア1位を誇っています。
そんな同社の創業当時の社名は、「會陽化学研究所」。村岡満義氏が立ち上げ、1953年に製造と販売部門を一本化し、株式会社成寿堂へ社名を変更。1972年に、社名を現在の株式会社ナリス化粧品へ再変更しています。
文/編集・dメニューマネー編集部