全国のテーマパークの入場料は値上げ傾向にありますが、金券ショップなどで株主優待券を手に入れれば2,000円以上安くなるかもしれません。以下の優待券を使って浮いたお金で、お土産や食事を豪華にしてはいかがでしょうか。
オリエンタルランド優待券──ディズニーランド・シーに2,000円以上お得に入れる
オリエンタルランド <4661> は株主優待として、ディズニーランド・シーの1デーパスポートを株主に配っています。金券ショップでの取引価格は8,500円ほどです。
ディズニーランド・シーの入場料は日によって変わります。3月は春休みであるため入場料は比較的高く、最も高い日は1万900円です。8,500円で買った優待券を使えば2,000円以上お得に入れます。
優待券を使う場合も、あらかじめ入園予約をしなければなりません。入園予約をせず、さらに当日入園枠が埋まっていた場合はパークに入れないことに注意が必要です。
サンリオ株主優待券──1,500円以上お得にサンリオのテーマパークに入れる
サンリオ <8136> が株主に配っているテーマパーク共通優待券を使えば、ピューロランドまたはハーモニーランドに乗り物乗り放題で入れます。
ピューロランドのパスポート料金は最も高い日で大人5,300円、子ども4,200円です。優待券は金券ショップに行けば2,600円ほどで手に入るので、子どもに使っても1,500円以上お得です。2,600円で手に入れた場合、大人2人、子ども2人の家族で使えば、合計最大8,600円も安く入れます。
ピューロランドに入るには事前予約が必要なので、忘れないようにしましょう。
富士急行の株主優待券──5枚で富士急ハイランドのフリーパスと交換
富士急行 <9010> では電車・バス・観光施設共通優待券を株主に配っています。1枚で富士急行線の電車やバスの乗車券として使えるほか、5枚あれば富士急ハイランドのフリーパスに換えられます。
3月の富士急ハイランドのフリーパスの最高値は7,800円です。金券ショップでは5枚3,500円ほどで買えることもあるため、うまくいけば4,000円以上お得にフリーパスが手に入ります。
フリーパスを使うほど乗り物に乗らない人は、2枚を乗物1回券と換えても良いでしょう。人気ジェットコースター「ド・ドドンパ」や「ええじゃないか」といった1回2,000円の乗り物も楽しめます。
そのほか、グリーンランドリゾート <9656> のグリーンランド遊園地などで使える株主特別遊園地等入場券、京阪ホールディングス <9045> のひらかたパークご招待券もお得に手に入ることがあります。これらのテーマパークに行く予定なら、金券ショップをのぞいてみるとよいでしょう。
文・浜崎遥翔(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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