株主優待

【株主優待】年間200万円以上貯める主婦ライターが長年、手放さない「生活を楽にする」銘柄

2024/03/10 07:00

筆者は食べ盛りの小学生2人がいる4人家族ですが、無理せずに毎年200万円をここ5年貯めており、そのために徹底的に活用しているのが株主優待です。うまく活用することで、食生活を切りつめなることなく、節約・貯蓄できています(文中株価は3月7日終値)。 イオン株のキャッシュバック金額では毎年約6000円還元 15年以上保有して

筆者は食べ盛りの小学生2人がいる4人家族ですが、無理せずに毎年200万円をここ5年貯めており、そのために徹底的に活用しているのが株主優待です。うまく活用することで、食生活を切りつめなることなく、節約・貯蓄できています(文中株価は3月7日終値)。

イオン株のキャッシュバック金額では毎年約6000円還元

15年以上保有しているのが株主優待で人気のイオン <8267> (株価3637円、最低投資額36万3700円)です。100株保有していると半期ごとに3%のキャッシュバック特典がずっともらえるので、いつも3%引きで食品や日用品が買えているのと同じです。

結婚後、ここ10年ほどは半期に約10万円を使い3,000円ほど、年間6,000円ほどのキャッシュバックを受け取っています。

イオングループではほかにも上場、優待制度がある企業もあるので、これらとともに、株主でなくても使えるお得なサービスも含め、4つのお得ワザをあわせて使っています。

その方法は、イオンモール <8905> (株価1,759円、最低投資額17万5900円)でもらえるイオンギフトカード3000円分と、イオン北海道 <7512> (株価901円、最低投資額9万100円)でもらえる1000円ごとに使える100円引き券を使う方法です。

これらを使う日を毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」にすると、5%オフになります。買い物で使った額の3%はイオンの優待でキャッシュバックされるのは、最初に紹介した通りです。

ツルハドラッグでは「みなし0円」なのに楽天ポイントももらう

薬だけでなく、牛乳などのチルド商品、冷凍野菜などの冷凍食品も安く売っているドラッグストアのツルハドラッグ (ツルハホールディングス <3391> 、株価1万1465円、最低投資額114万6500円)の、5%オフになる株主優待も我が家に欠かせません。

株主優待カード提示によりいつも5%オフで商品が買えるのですが、ほかの買い物などでもらっていた楽天ポイントをツルハドラッグでの買い物で支払うことで、楽天ポイントとツルハポイントをもらえています。

ツルハホールディングスの優待は、100株保有で5%オフになる株主優待カードですが、これはお客様感謝デー(毎月1日、10日、20日)の5%オフとも併用できるため、合わせワザで合計10%オフになります。

さらに、筆者はふるさと納税をする際、楽天ふるさと納税を使い、ポイントが多くもらえるタイミングで買いまわりキャンペーン(店舗利用件数が増えるごとに還元率が上がるサービス)も使い、ふるさと納税のほか、必要なものを買うなら買いまわりタイミングを選びます。

今年に入ってから獲得した楽天ポイントだけでも、1月には1万5380ポイント、2月には1万1236ポイントにのぼります。

楽天ポイントには期間限定のものがあるので、これを楽天ペイに回して支払いをします。つまり、もらったポイントを使ってお買物をするわけで、ツルハドラッグなら、2種のポイント(楽天ポイント、ツルハポイント)が両方貯められます。

4人家族の食費は平均8万。我が家は……

「節約家庭」と聞くと、無理をして切り詰めて、安い食材ばかり買っていると思うかもしれませんが、我が家はこれらの優待をうまく使うことで、食材をランクダウンせずに済んでいます。

4人家族の食費の平均は8万円ほどと言われていますが、我が家の目標は月2万円台で、毎月ではありませんが、達成できる月も増えています。

実践できている理由は、株主優待だけでなく、ポイ活などと組み合わせて、お得度を増す工夫をしているからです。

今後については、もっと資金を準備してイオンモールの株を家族全員分買い増しして、イオンで使える100円割引券がもらえる別の株主優待銘柄も買い、さらに家計に余裕をもたらしたいと考えています。

文・谷口久美子(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

記事制作者