俳優の草刈正雄さんのCMでおなじみの「薬用養命酒」を製造する、養命酒製造 <2540> 。ほかにも、のど飴やハーブをブレンドしたお酒なども手がけています。そんな同社の昔の社名は、一体何だったのでしょう? 養命酒が誕生したのは慶長7年 「養命酒」は1602年、長野県に住む塩澤宗閑(しおざわそうかん)氏によって
俳優の草刈正雄さんのCMでおなじみの「薬用養命酒」を製造する、養命酒製造 <2540> 。ほかにも、のど飴やハーブをブレンドしたお酒なども手がけています。そんな同社の昔の社名は、一体何だったのでしょう?
養命酒が誕生したのは慶長7年
「養命酒」は1602年、長野県に住む塩澤宗閑(しおざわそうかん)氏によって創製されました。塩澤氏は“世の人々の健康長寿に尽くしたい”という思いから、薬酒づくりをはじめたのだそう。
養命酒には、14種類の生薬が含まれており、日本人の風土と気候に合わせて、独自のバランスで配合されています。胃腸の働きを活発にし、全身の血行を促進する効果が期待できます。医療が十分に行き届いていなかった江戸時代に重宝され、重病人が出ると“せめて養命酒を飲ませてあげたい”と言われるほどだったそうです。
同社が設立されたのは1923年、塩澤家より養命酒の事業を継承し、製造するためにできたそうです。当時の社名は、「株式会社天龍館」でした。その後、1951年に現在の社名である、養命酒製造株式会社となっています。
文/編集・dメニューマネー編集部