3月4日よりメルカリ <4385> が一部カテゴリーで、出品された商品が正規品かどうかを鑑定する「あんしん鑑定」サービスを開始しました。新生活の準備をするこの時期、不用品の処分など出品側でメルカリを利用する人も多いかと思いますが、そんな時にちょっとしたコツを覚えておくと便利です。

ハッシュタグの目安は5つ──つけすぎはペナルティの危険性も！

むやみにたくさんハッシュタグをつけようとして、間違って商品と関係のないハッシュタグまでつけてしまうと、トラブルの原因にもなりますし、迷惑行為とみなされ最悪の場合ペナルティの対象となったり、運営に通報されてしまったりすることもあります。意図した場合でなくとも、使用制限がかけられてしまう危険性もあります。

つけるハッシュタグの数に制限はないのですが、適切なハッシュタグの数は5個程度と言われています。ハッシュタグを厳選することで、その商品を本当に欲しいと思っている人の目に留まりやすくなるでしょう。

商品説明の更新──再び買い手の目に留まりやすくなる

商品を出品してすぐは画面の上の方に表示されますが、時間がたつと下の方に表示されるようになり、買い手から見つけづらくなってしまいます。

商品の情報を再び画面の上の方に表示させるには、いったん出品を取り消して再出品する方法もあります。ですが、より簡単なのは価格を変えたり商品説明を追記したりといった、商品情報を編集することでしょう。これだけで、再び商品を見つけてもらいやすくなります。

「売り切れ」検索──相場をしっかり把握する

フリマアプリで商品を売る際は、商品の値付けが重要です。出品する商品の相場を把握するには、その商品を検索する際に表示される「絞り込み」をタップして出てくるメニューから「販売状況」、「売り切れ」の順に選び決定、最後に完了をタップすると売り切れた商品だけが表示されます。これで、その商品がどのくらいの値段で売れているのか把握することができるのです。

「売れる」時間帯に出品──メルカリの取引が活発になる時間帯は？

メルカリでの取引が活発になるのは、お昼休みを取る人が多い昼の12時と、帰宅後にゆっくりする人が多い夜の10時頃と言われています。基本はこの時間帯に商品を出品するのがよいでしょう。

とはいえ、必ずしもこの時間帯が適しているとは限りません。ビジネスパーソン向けの商品であれば通勤時間帯に出品するなど、誰向けの商品なのかを考えて出品時間を選ぶとさらに売れやすくなるかもしれません。

「残念だった」は消せる？──すぐにヘルプセンターから問い合わせる

メルカリで理不尽に「残念だった」の評価をつけられた場合、「マイページ」から「ヘルプセンター」を開き、「取引後のFAQ」→「出品した商品について」→「評価を変更してほしい・取り消したい」の順に操作し、内容にそって問い合わせると、「残念だった」が消える場合があります。

この操作をすると、数日後にメルカリ事務所からメールが届き、「残念だった」が消えて「良かった」のバッジが付きます。

ただしこの操作は、理不尽に「残念だった」を付けられた場合にのみ有効と考えられ、購入された商品の発送が遅くなってしまったり、商品に不良があったりした場合は、「残念だった」が消えないことがあるので、注意が必要です。

なお、この小ワザは、出品したときだけでなく、購入したときにも使えます。

出品時のちょっとした小ワザを覚えておくと、より便利にメルカリを使えます。なかなか売れないときは、出品の時間帯やハッシュタグの数などを見直してみるとよいでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部