休日・深夜の30%割引だけじゃない!「高速道路をお得に使う」3つの方法

2024/03/14 07:00

高速道路の割引で有名なのは通行料金が30%割引になる深夜割引や休日割引ですが、平日や昼間でも通行料金の割引を受けられます。以下の方法を使って、旅行や通勤にかかる高速道路料金の負担を減らしましょう。 1 高速道路周遊パスを使う──複数の観光地を巡る旅にぴったり NEXCO東日本のドラ割は、定額で高速道路を乗り放題で使える

高速道路の割引で有名なのは通行料金が30%割引になる深夜割引や休日割引ですが、平日や昼間でも通行料金の割引を受けられます。以下の方法を使って、旅行や通勤にかかる高速道路料金の負担を減らしましょう。

1 高速道路周遊パスを使う──複数の観光地を巡る旅にぴったり

NEXCO東日本のドラ割は、定額で高速道路を乗り放題で使えるサービスです。北海道、東北地方、北関東、新潟、千葉などのエリアで使えるものがあります。

たとえば、「北関東周遊フリーパス首都圏出発プラン」は茨城県・栃木県・群馬県の対象周遊エリアの高速道路乗り放題と、周遊エリアまでの1往復分の高速料金がセットになったプランです。有効期限2日間のものが7,500円、3日間のものは8,500円です。

三郷ICを出発してアクアワールド茨城県大洗水族館、那須ハイランドパーク、伊香保温泉を巡って戻ってくると、平日は1万6,760円、休日割を使っても1万2,390円かかるので、半額近くお得です。周遊エリア内なら途中で高速道路を降りて、ご当地グルメや観光を楽しんでも追加料金はかかりません。

関東以外の場合は、同様のサービスであるNEXCO中日本の「速旅」やNEXCO西日本の「みち旅」が使えます。車での旅行を考えている人は、行きたいエリアに周遊割引がないか見てみましょう。

2 ETCマイレージに登録──登録だけでポイントが貯まって高速料金が割引

ETCマイレージは、高速道路に乗るたびに貯まるポイントサービスです。還元率は使う高速道路によってまちまちですが、NEXCO各社の場合は10円で1ポイント貯まります。1ポイントは最大1円相当の高速道路料金に充てられるので、最大還元率は10%です。

平日朝夕割引も行われており、同一月内の平日6時から9時と17時から20時に対象区間を通った回数が5〜9回なら通行料金の30%相当、10回以上なら50%相当のポイントがもらえます。

ドラ割・速旅・みち旅を平日に使うと、さらにお得です。15%分ポイントが追加されるキャンペーンが行われており、通常のポイントと合わせて25%分のポイントがもらえます。

年会費は無料です。一度の登録で自動的にポイントが貯まるので、登録がまだの人は早めに手続きをしましょう。

3 外環迂回利用割引を使う──迂回ルートを選んでも料金は同じ

外環迂回利用割引により、以下の条件を満たすといつでも通行料金割引を受けられます。

・首都高の都心環状線内の出入口を使う
・外環道を1JCT間のみ迂回利用して放射高速道路(関越道・東北道・常磐道など)を使う
・ETCを使う

たとえば、銀座ICから美女木JCTを通り外環道経由で東北道へ行く場合、外環道の通行料金が460円から60円になります。首都高直行と同じ料金になるため、渋滞回避などのために外環道を迂回しても追加料金は不要です。

文・浜崎遥翔(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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