「リーガル」ブランドの靴を製造・販売している、リーガルコーポレーション <7938> 。伝統的なグッドイヤーウェルト製法で作られている、ビジネスシューズが、革靴の王道として人気です。そんな同社の昔の社名、知っていますか? 1902年複数の企業が統合し誕生 1880年にアメリカで誕生した「リーガル」は、その画
「リーガル」ブランドの靴を製造・販売している、リーガルコーポレーション <7938> 。伝統的なグッドイヤーウェルト製法で作られている、ビジネスシューズが、革靴の王道として人気です。そんな同社の昔の社名、知っていますか?
1902年複数の企業が統合し誕生
1880年にアメリカで誕生した「リーガル」は、その画期的な販売方法や履き心地の良さから、全米で最も有名な靴ブランドのひとつでした。製造するセントルイスのブラウン社(現在のクラレス社)と契約したのが同社で、それによりリーガルブランドの靴が日本に上陸したのです。
リーガルコーポレーションは1902年、合名会社大倉組皮革製造所、合資会社桜組、福島合名会社、東京製皮合資会社の各製靴部門を統合し、靴の製造・販売のために東京都で設立。当初は、軍靴の生産をしており、終戦後に紳士靴の生産・販売へ転換しました。
アメリカのブラウン社と技術導入の契約を締結したのが1961年。リーガルブランドの靴の製造がはじまり、1970年には東京都八重洲口に直営店1号店がオープンしています。
そんな同社の創業時の社名は、「日本製靴株式会社」でした。1990年にブラウン社からリーガルブランドの商標権を取得し、社名も株式会社リーガルコーポレーションへ変更しています。
文/編集・dメニューマネー編集部