サッポロ一番・カップスターを手がける「サンヨー食品」、昔の社名は何だった?

2024/03/28 16:00

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サンヨー食品は、「サッポロ一番」シリーズや「カップスター」などの即席めんを手がけています。もともとは酒類の販売業を営んでいたという、同社の昔の社名、わかりますか? 1961年から即席めんの製造を開始 同社は1953年、井田文夫氏と息子の井田毅氏が群馬県で創業しました。もともと酒類販売業を営んでいましたが、戦時中に店が焼

サンヨー食品は、「サッポロ一番」シリーズや「カップスター」などの即席めんを手がけています。もともとは酒類の販売業を営んでいたという、同社の昔の社名、わかりますか?

1961年から即席めんの製造を開始

同社は1953年、井田文夫氏と息子の井田毅氏が群馬県で創業しました。もともと酒類販売業を営んでいましたが、戦時中に店が焼失。戦後、事業の多角化を目指し、乾麺の製造をするために起業したといいます。

1961年からは即席めんの製造を開始し、1963年に自社商品第1号である“ピヨピヨラーメン”を発売しました。その後、1966年に“サッポロ一番”(しょうゆ味)を発売。毅氏が、新製品のヒントを探すため、全国のラーメンを食べ歩いていた際、北海道・札幌のラーメン横丁内の店の味に感銘を受けたこと、“即席めんで一番を狙いたい”という思いから、商品名が名づけられたそうです。その後、1968年には“サッポロ一番みそラーメン”、1971年に“サッポロ一番塩ラーメン”を発売しています。

そんな同社は、もともと「富士製麺株式会社」という社名でした。1961年に現在の社名である、サンヨー食品株式会社へ改称しています。

文/編集・dメニューマネー編集部