製粉業界で国内トップシェア!「日清製粉」、昔の社名は何だった?

2024/03/31 16:00

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製粉事業で国内トップシェアを誇る、日清製粉。現在は、日清製粉グループ本社 <2002> のグループ企業です。同社の昔の社名、わかりますか? 創業は1900年 実家が醤油事業を営んでいた創業者の正田貞一郎(1870-1961)氏は、母校の恩師である土子金四郎氏から製粉業の将来性を聞き、起業を決意しました。明治

製粉事業で国内トップシェアを誇る、日清製粉。現在は、日清製粉グループ本社 <2002> のグループ企業です。同社の昔の社名、わかりますか?

創業は1900年

実家が醤油事業を営んでいた創業者の正田貞一郎(1870-1961)氏は、母校の恩師である土子金四郎氏から製粉業の将来性を聞き、起業を決意しました。明治中期は水車製粉が主流でしたが、1900年に機械による製粉を行うため「館林製粉株式会社」を設立しています。

1908年には、日清製粉株式会社を合併し、社名を日清製粉株式会社へ改めました。ちなみに“日清”は、海外を視野に入れているということを示すとして、明治後半期には社名に好んでつけられたそうです。

1901年には、最初の製品として「旭」「鶴」「亀」を発売しました。その後、1909年には初めての菓子用粉「バイオレット」、1914年にはパン用粉「カメリヤ」を発売。1926年には、日本の製粉事業の発展のためドイツ人技師を招き、大規模で最新設備が搭載された鶴見工場を建設しました。

ちなみに創業者の正田氏は、上皇后美智子さまの祖父にあたるそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部