「アサヒスーパードライ」をはじめとするアルコール類を手がける大手飲料メーカー、アサヒビール。2011年に持ち株会社化し、現在はアサヒグループホールディングス <2502> のグループ企業です。そんな同社の昔の社名、一体何だったのでしょうか? アサヒビールの由来は何かというと…… アサヒビールは1889年頃、
「アサヒスーパードライ」をはじめとするアルコール類を手がける大手飲料メーカー、アサヒビール。2011年に持ち株会社化し、現在はアサヒグループホールディングス <2502> のグループ企業です。そんな同社の昔の社名、一体何だったのでしょうか?
アサヒビールの由来は何かというと……
アサヒビールは1889年頃、国内生産よりも輸入のビールが多かった時代に、“日出ずる国に生まれたビールに対する誇りと、昇る朝日のごとき将来性、発展性を願う”という意味を込めて名付けられました。
同社の前身は1889年、鳥井駒吉氏(とりいこまきち)氏、外山脩造氏(とやましゅうぞう)氏らにより設立された大阪麦酒(ビール)会社で、1893年に改組し、株式会社となりました。
その後1906年、大阪麦酒・日本麦酒・札幌麦酒の3社が合同して大日本麦酒株式会社を設立しますが、1949年に大日本麦酒は均等に分割され、朝日麦酒と日本麦酒の2社が誕生しました。1989年に現在のカタカナ表記である、アサヒビール株式会社へ社名が変更されました。
世界初の辛口ビール「アサヒスーパードライ」が発売されたのは、1987年。1998年には、国内のビール市場でのシェア1位を獲得しています。
文/編集・dメニューマネー編集部