最近、長年愛されてきたあのキャンディーが販売終了になるというニュースを聞いて、驚いた人も多いと思います。それ以外にも、ここ1年で販売終了になった食べ物、もしくは今月販売終了になる食べ物にはどんなものがあるのでしょうか。
明治のチェルシー──半世紀愛されたキャンディー

明治(明治ホールディングス <2269> )の「チェルシー」は、1971年にバタースカッチ味とヨーグルトスカッチ味が発売されて以来、50年以上にもわたって愛され続けてきたキャンディーです。
スコットランドの伝統的なキャンディーを参考に開発されたキャンディーで、2002年度には約25億円の売り上げがあったそうです。
しかし、市場環境や顧客ニーズの変化に伴い、2022年度の売り上げは約5億円と、5分の1にまで落ち込んでいたとのことです。
製造は2月末に終えていて、店頭の在庫がなくなり次第、3月中にも販売終了される予定です。
明治のフラン──「フラン派」「ポッキー派」でお馴染み

明治の「フラン」は2023年9月に販売終了になりました。スティック状のビスケットにホイップしたチョコレートをコーティングしたお菓子で、発売は1999年です。
同じくスティック状のビスケットにチョコレートをコーティングしたお菓子である「ポッキー」と並び人気のある商品で、発売当時は人気バンドGLAYを起用したCMやキャンペーンを実施していました。販売終了の理由は明らかにされていません。
ロッテのトーマス チューイングキャンディ──1995年からのロングセラー

ロッテの「きかんしゃトーマスとなかまたちチューイングキャンディ 」は2023年3月、製造設備の都合で生産終了しています。
1995年に発売されたロングセラー商品で、遊べる包み紙や、バリエーション豊富なパッケージなど、子供たちを楽しませる工夫が凝らされていました。
ちなみに、同社の「ポケモンチューイングキャンディ」も同じく生産終了しています。
文/編集・dメニューマネー編集部え