冷凍食品国内トップ!本格炒め炒飯が人気の「ニチレイ」、昔の社名は?

2024/05/08 16:00

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/JWxuKi6sRdSLqFTWX4gipw.jpg
お弁当に欠かせない“ミニハンバーグ”や“からあげチキン”などのおかず類のほか、チャーハンやめん類などの冷凍食品を手がける、ニチレイ <2871> 。1984年に日本ではじめてアセロラの商品化に成功した同社の昔の社名、わかりますか? 1942年日本政府により設立 1942年、第二次世界大戦中の必要な食糧を管理

お弁当に欠かせない“ミニハンバーグ”や“からあげチキン”などのおかず類のほか、チャーハンやめん類などの冷凍食品を手がける、ニチレイ <2871> 。1984年に日本ではじめてアセロラの商品化に成功した同社の昔の社名、わかりますか?

1942年日本政府により設立

1942年、第二次世界大戦中の必要な食糧を管理するため、日本政府が水産会社をあつめて設立されたのが、同社の前身である「帝国水産統制株式会社」でした。

終戦により事業は終了しますが、“戦後の食糧難で苦しむ人々は食材を安定的に供給したい”との思いから、民間企業「日本冷蔵株式会社」として再スタートしました。1950年代には学校給食へ参入したほか、第一次南極越冬隊へ冷凍食材を提供したそうです。

1954年には、日本初の冷凍茶わん蒸しを発売。卵と出汁を混ぜたものと下ごしらえ済みの具材(鶏肉、ぎんなんなど)がセットされており、当時はまだ電子レンジがなかったことから、解凍後は蒸し調理をしていたそうです。

それから社名は1985年、株式会社ニチレイへ、シンボルマークを“N”に変更。2005年には持ち株会社化しています。

文/編集・dメニューマネー編集部