日本で初めてサラダ油を製造した「日清オイリオグループ」の昔の社名は?

2024/04/10 16:00

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日清オイリオグループ <2602> は、サラダ油、ゴマ油などの家庭用食用油をはじめ、業務用食用油や、チョコレート用油脂、化粧品の原料などを幅広く手がけています。同社の昔の社名、わかりますか? 1924年日本初のサラダ油を発売 日清オイリオの“日清”には、日本の“日”と清国(現在の中国)の“清”を組み合わせた

日清オイリオグループ <2602> は、サラダ油、ゴマ油などの家庭用食用油をはじめ、業務用食用油や、チョコレート用油脂、化粧品の原料などを幅広く手がけています。同社の昔の社名、わかりますか?

1924年日本初のサラダ油を発売

日清オイリオの“日清”には、日本の“日”と清国(現在の中国)の“清”を組み合わせたもので、OilliOは、“oil”と反転させた“lio”を合わせた造語で、“製油業の原点を大事にし、新しい分野へチャレンジする”という意味があるそうです。

同社は1907年、大倉喜八郎氏と松下久治郎氏が東京で創業。大豆を原料とする大豆油や大豆粕の製造・加工・貿易を行うために起業したそうです。

その後1924年、精製度の高い大豆油を使ったサラダ油「日清サラダ油」を日本で初めて発売しました。当時は米一升が約45銭という時代に、サラダ油は85銭と高価だったそうです。その後、徐々に一般家庭にも浸透し、1950年代後半には”日清サラダ油“が家庭用サラダ油のトップブランドになりました。

そんな同社のもともとの社名は「日清豆粕製造株式会社」でした。1918年に日清製油株式会社へ変更。2002年に、日清製油株式会社、リノール油脂株式会社、ニッコー製油株式会社の3社が経営統合し、持ち株会社化。社名を「日清オイリオグループ株式会社」に変更します。

さらに2004年には、日清オイリオグループ株式会社、日清オイリオ株式会社、リノール油脂株式会社、ニッコー製油株式会社の4社が合併し、新生「日清オイリオグループ株式会社」が誕生、現在に至ります。

文/編集・dメニューマネー編集部