国内の燃料油(ガソリン、灯油、軽油)の販売シェア1位、系列の給油所も1万2000ヵ所以上と国内首位のENEOS(エネオス)。CMに登場していたエネゴリくんを知っている人は少なくないでしょう。 実業団チームを複数抱えており、女子バスケットボールチームのENEOSサンフラワーズは、全国タイトルの獲得数が最多。ENEOS野球
国内の燃料油(ガソリン、灯油、軽油)の販売シェア1位、系列の給油所も1万2000ヵ所以上と国内首位のENEOS(エネオス)。CMに登場していたエネゴリくんを知っている人は少なくないでしょう。
実業団チームを複数抱えており、女子バスケットボールチームのENEOSサンフラワーズは、全国タイトルの獲得数が最多。ENEOS野球部も、全国タイトル獲得数が全国の社会人野球チームで最多だそうです。
そんなENEOSの社名の由来が何か、分かりますか?(販売シェアは2022年度、給油所数は2023年3月現在のデータ)
ガソリンスタンド運営しているだけに、やはり「エネルギー」が由来?
ENEOS株式会社は、新日本石油やジャパンエナジー、新日本石油精製などが統合して誕生した会社。新日本石油はもともと、日本石油と三菱石油が合併してできた日石三菱が商号変更した会社だそうです。歴史ある多くの会社の経営統合・商号変更などを経て設立された会社なのです。
ENEOSというブランド名は、2001年、当時の日石三菱が、日本石油(NISSEKI)、三菱石油に代わるガソリンスタンドの新ブランドとして決めたといいます。
そのENEOSの由来は、「ENERGY」(エネルギー)とギリシア語で「新しい」意を表す「νέος(NEOS、ネオス)」を組み合わせた造語です。さらに「エネルギーを、ステキに。」という願いも込められているとのことです。
なおENEOSの親会社・ENEOSホールディングス <5020> では、昨年末、社長が不適切行為で解任されるなどしており、CMも当面自粛すると報じられています。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・田之尻美希