2023年は38万ポイントをゲットしたマネーライターが教える「ポイ活」5つの極意

2024/04/12 07:00

マネーライターとしてポイ活について書いている筆者は、2023年の5大ポイント(dポイント・楽天ポイント・Pontaポイント・Tポイント・PayPayポイント)の獲得ポイント数が38万ポイントに達する予定です。そんな筆者が、ポイ活を実践する上で大切にしている“ポイントを貯めるための5つの極意”を教えます。 1 ポイ活をル

マネーライターとしてポイ活について書いている筆者は、2023年の5大ポイント(dポイント・楽天ポイント・Pontaポイント・Tポイント・PayPayポイント)の獲得ポイント数が38万ポイントに達する予定です。そんな筆者が、ポイ活を実践する上で大切にしている“ポイントを貯めるための5つの極意”を教えます。

1 ポイ活をルーティーンにしてしまう

ポイ活はしていない人からすると面倒に感じますが、“ルーティーン”にしてしまうと、することが当たり前になり、苦ではなくなります。

たとえば、毎月1日は丸亀製麺(トリドールホールディングス <3397> )で、半額でうどんが食べられる「釜揚げうどんの日」なので、毎月のルーティーンにしてdポイントを貯めています。

このほか、自動でポイントが貯まる仕組みを取り入れる方法もあります。たとえばNTTドコモと三菱UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> )が作ったdスマートバンクで、口座に給与・年金(10万円以上/回)受取りを設定しておくと、自動で5ポイントを受け取れます。

2 無理にお金を使わない

筆者が気をつけている2つめのことは、ポイントが貯まるからといって、無理・無駄にお金を使わないことです。

過去の失敗例としては、「ポイントが高くなるから」と必要のない商品を買ってしまい、買ったのに使わないものが出てしまったことがあります。

あくまで買うのは本当に欲しい、必要なものであって、ポイントを理由に買うものを決めないようにしています。

3 「もれなく」もらえるキャンペーン・ポイントアップのタイミングは外さない

効率よくポイ活をするために「もれなく」ポイントがもらえるキャンペーンを狙っています。

2023年、筆者が参加したキャンペーンの一つが、ライオン <4912> の柔軟剤エアリスを買って参加できるもので、税込900円で450ポイントが“もれなく”もらえ、最大50%還元でした。

この時は、保有していたQUOカードで参加、様々なスマホ決済サービスのポイントを自由に選べるギフト「えらべるPay」をもらい、dポイントのほか楽天ポイントやPontaポイントにも交換できました。

また無印良品で買い物した際は、ネットでd払いをすると最大4%になる「d曜日」(毎週金曜日・土曜日)が狙い目。さらに年1〜2回行われる「無印良品週間」なら10%割引になるので、合計14%ほどの割引にもなったこともあります。

4 ポイ活のゴールを決める

ポイ活で何がしたいのかは人それぞれですが、筆者の場合は物価高の生活費を節約するほか、いずれ「ほったらかし投資」をしたい野望があります。具体的には、投資信託でポイント、株式の配当金、貸株料をもらってサイドFIREを目指すものです。

FIREとは、早くリタイアして働かずに暮らす生き方ですが、私が目指すサイドFIREは、まったく仕事をしなくなるのではなく、少し働きながらも、生活費のほとんどを投資などからまかなうスタイルです。

たとえば、SBI証券(SBIホールディングス <8473> )や楽天証券では投資信託の残高に応じてポイントがもらえるプログラムがあり、りそな銀行 <8308> では保有株数に応じて、りそなポイントがもらえる制度があります。

投資もしているので、こうした金融機関のプログラムを活用し、自動的にポイントなどが得られるようにしています。金融機関のポイントはそのまま投資・運用に回せることが多いので、サイドFIREを目指すならぜひおさえておきたいところです。

5 好きではないことはやらない

今やポイ活にはさまざまな方法がありますが、自分が「好き」ではないポイ活、労力がかかりすぎることは“しない”と決めています。

たとえば筆者は、紹介によるポイ活(いわゆるアフィリエイト)はしていません。なぜなら、相手がすることへの結果に責任が持てないため「悪い」と感じるのと、ポイントがもらえる確実性がないからです。特に、銀行口座や証券口座を開設するポイ活は、相手のニーズもあるため、わざわざ人に紹介しての紹介料までは取らないようにしています。

文・谷口久美子(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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