ハワイやグアムなどの海外でもdポイントを「つかう・ためる」ことができ、その制度が円安を反映して4月1日より変更になっています。他のポイントと比べてどうなのでしょうか。ゴールデンウイークなどに海外旅行に行く予定の人は、円安の中で少しでもお得に買い物しましょう。
海外でのdポイント、今月から「ためる」のはお得に
海外でdポイントのルールが4月1日より変わり、「つかう」は以前よりもお得ではなくなりましたが、逆に「ためる」ほうはお得になっています。
これまで「つかう」なら100ポイントを1ドルとして使えたのが、4月より150ポイントで1ドルとして使え、「ためる」なら1ドルで1ポイントがたまっていたのが、4月より1ドルで1.5ポイントたまるようになりました。
海外でのルール……3月末まで/4月から
つかう……100ポイントで1ドル/150ポイントで1ドル
ためる……(買い物1ドルで)1ポイント/1.5ポイント
「つかう」のほうを見ると、1ドルのものを買うのに、3月までは100ポイントで済んでいたのが、今月からは150ポイント必要になってしまったわけです。
逆に「ためる」のほうを見ると、1ドルのものを買ってつくポイントが増えているので、お得になったことが分かります。
なおこの変更は最近の円安傾向を受けたもので、今後は為替レートにあわせて四半期に一度、見直される予定なので、ドル円の相場が今から大きく変わったら、夏ごろにポイント利用の条件がまた変わるかもしれません。
Pontaポイントと比較してもdポイントの「つかう・ためる」がお得に?
海外での買い物でポイントが貯まるのはdポイントだけではなく、TポイントやPontaポイントも貯められますが、今回の変更で、dポイントのほうがお得になったと言えそうです。
たとえば、dポイントもPontaポイントもどちらも貯まるハワイのアイスモンスターハワイの、看板メニュー「フレッシュマンゴーかき氷」は15.80ドルですが、dポイントなら22ポイントがつき、Pontaポイントは1ドル1ポイントのため、15ポイントしかつきません。
dポイントが貯まる店はハワイやグアムにある
海外でもdポイントがつく店舗は、ハワイやグアムにあり、たとえばエッグスンシングスのサラトガ本店、アロハテーブルの本店、ガーリックシュリンプが名物のサムズ・キッチンなどです。
文・谷口久美子(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部