「ハイ・イールド債」信用力が低く、利回りが高い債券

2021/09/03 06:30

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イールド(Yield)とは「収益」「利回り」といった意味で、ハイ・イールド債とは利回りが高く、信用力が低い債券のことを指します。このほかの呼び方として、ジャンク債、投資不適格債といったものもあります。 一般的に発行体の信用格付が低い債券は、元本償還や利払い不能となるデフォルトリスクが高いとされます。このため、その分高い

イールド(Yield)とは「収益」「利回り」といった意味で、ハイ・イールド債とは利回りが高く、信用力が低い債券のことを指します。このほかの呼び方として、ジャンク債、投資不適格債といったものもあります。

一般的に発行体の信用格付が低い債券は、元本償還や利払い不能となるデフォルトリスクが高いとされます。このため、その分高い金利を設定しないと資金が集まりにいと言えます。そこで、格付会社などがつけた信用格付がBB以下などの低評価になっている債券は、欲しがる投資家が少ない分、利回りが高く設定されることが多いのです。

高い利回りには理由があることを理解しておこう

たしかにハイ・イールド債は表面上の利回りの高いですが、その高さだけに引かれて飛びつくと、元本割れなどの痛い目に合う事態になりかねません。

債券投資に限らず、ハイリターンにはハイリスクが伴うことを把握したうえで、よく見極めてから投資するかどうかを判断しましょう。【お金の単語帳】