「単元未満株」1単元の株数に満たない株式

2021/09/05 11:30

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単元未満株式とは、株式の最低売買単位である1単元の株数に満たない株式を指します。主に株式分割や会社の合併などの際に発生します。たとえば、ある会社の株式を100株保有していて、1株を1.2株にする株式分割が行われると、分割後の保有株式は120株になります。そのうち100株は1単元で、残りの20株部分が単元未満株となります

単元未満株式とは、株式の最低売買単位である1単元の株数に満たない株式を指します。主に株式分割や会社の合併などの際に発生します。たとえば、ある会社の株式を100株保有していて、1株を1.2株にする株式分割が行われると、分割後の保有株式は120株になります。そのうち100株は1単元で、残りの20株部分が単元未満株となります。こうして発生した単元未満株は、発行会社に買い取ってもらうことができます。

証券会社によっては単元未満株式の売買も可能

現在、上場銘柄の株式は1単元=100株に統一されており、100株単位での売買が普通ですが、たとえば株価が1000円の銘柄だと、最低でも100万円の資金が必要になります。それではハードルが高すぎるので、各証券会社が独自に1株や10株といった単位で単元未満株の売買をできるようにしているケースもあります。その場合、証券会社を通じて単元未満株を売却したり、不足分を買い増して単元株にしたりすることが可能です。【お金の単語帳】