老後破産を招く?40代の間違ったお金の習慣4選

2021/09/04 18:30

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40代で、ある程度貯蓄がある方は老後も大丈夫と思っていないでしょうか。しかし、そううまくいくとは限りません。老後破産を防ぐために、40代だからこそ気を付けたい「間違ったお金の習慣」を4つピックアップして解説します。今の生活費やもらえる年金額がわからない「老後」はある日突然やってくるわけではありません。今の生活が毎日続い

40代で、ある程度貯蓄がある方は老後も大丈夫と思っていないでしょうか。しかし、そううまくいくとは限りません。老後破産を防ぐために、40代だからこそ気を付けたい「間違ったお金の習慣」を4つピックアップして解説します。

今の生活費やもらえる年金額がわからない

「老後」はある日突然やってくるわけではありません。今の生活が毎日続いて気づけば老後になります。「今はお金に困っていない」「節約を頑張っているから大丈夫」というだけでは老後の備えとしては不十分です。

子どもの教育費や医療・介護費用など、「将来かかるお金は具体的に○円」と試算して、将来的な費用が賄えるのかを考えることが重要です。

健康年齢を伸ばす努力をしていない

残念ながら国からの年金だけで生活するのは難しいという人が多いのが現状です。老後破産を防ぐには長く働き続ける必要があります。つまり健康への注意が欠かせません。

「忙しい」「自分は若い」と不摂生をしていると、年を重ねたときに、想定外の健康問題に直面するかもしれません。働けなくなったり高額な医療費がかかったりするのも恐ろしいことです。

家族や職場・地域とのかかわりが少ない

日々の生活では自分や同居の家族だけでなく別居の家族や職場、地域など多くの人とかかわることになります。突然親の介護が必要になったり、想定外に子どもの教育費がかかったりする場合、周囲の協力が得られるかどうかは重要なポイントでしょう。

例えば介護で周囲の協力が得られなければ、仕事を辞めざるを得ない場合もあります。もし収入が絶たれてしまった場合は生活に困窮することになるでしょう。また一人暮らしなどで人とかかわりが少ないと詐欺に遭いやすいとも言われています。

お金を貯める意識が低い

現時点である程度余裕があるのに、積極的に貯蓄をしていないという人もいるでしょう。貯蓄は「余ったから貯める」ではなく貯めるという意識を持つことが大切です。現役でも病気にかかった場合など、必ずしも現状の収入や生活を維持できるとは限らないのです。老後やまさかの時のことを考えてお金を貯める意識を持ちましょう。

また、住宅ローンの返済期間が長い場合、繰り上げ返済をすると全体で支払う金額が減らせます。特に定年退職後も住宅ローンが残っている場合は注意しましょう。

老後破産を防ぐためにもお金についてよく考える

今回ご紹介した老後破産を防ぐポイントは「生活に必要な額を知る」「働き続ける」「人とかかわる」「お金を増やす努力をする」の4つです。いつまでも楽しく暮らせるように、お金についてよく考えながら生活していきましょう。

文・鈴木郁恵

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